小川悦司のギターギア探訪
第13回 この歪みは要チェック! カールマーチンTODの魅力に迫ってみた!!
2013/12/12
歪みは個人的にいくつものペダルを所有して使い分けていますが、個人的に今のイチ押しはこれ!!Carl Martin TODです。
Catrl Martinの歪みは非常に質が高く、どのペダルも非常に魅力的です。先だってJCでCarl Martinの歪みを扱いましたがその中でも紹介したTODはマーシャルやフェンダーのアンプで鳴らすとまた違った魅力を垣間みる事ができます。
個人的には、特にマーシャルとハムバッカー系でロック系のアプローチをしたい時のサウンドが大好きですが、シングルコイル系のギターでブルージーなアプローチやソフトロック的なサウンドにも使えるので、非常に頼りになるアイテムと言えるでしょう。
そんなTODですが、このエフェクターの特筆すべき点は「EDGE」というパラメータを搭載していることです。もちろんそのそもそもの歪みの質も良いのですが、このパラメータは中高域をコントロールしてサウンドにハリを与えるもので、例えば低音弦でパワーコードをミュートして弾いているときなどに「グングン」いう感じがコントロールできますし、ピッキングのアタックにも影響します。これによってとても多彩なサウンドカラーに対応できるというわけです。
というわけで百聞は一見にしかず、VTRをご覧下さい。
著者紹介
小川悦司ギターリスト、作編曲家。
五十嵐はるみ、竹本孝之などを始めとした多くのアーティストのレコーディング、サポートから、TV、ラジオ、ゲーム音楽まで多くの作品に関わる。また長年にわたるDTMマガジンの連載を始めとした出版物から音楽ソフトの開発、音源のエフェクトプリセットまで幅広いフィールドで活動している。