UniversalAudioのApollo Twinを使ってみた!
UAD Apollo Twinレビュー【クリーントーン2】

2014/09/30

ギター/ベースのレコーディングに最適な、UAD Apollo Twinを使って、JamesTyler Classic '91でクリーントーンを作ってみました。

 

UAD Apollo Twinレビュー【クリーントーン#2】

さて,前回はメイプル指板のテレキャス+ミニハムの組み合わせでした。

今回はJames Tyler Classicのローズ指板,フロント・シングル・ピックアップ中心のクリーントーンを作ってみます。

 

クリーントーン2(Tyler Classic)

James Tyler ’91 Classic

引き続き,クリーントーンをチェックの巻。

今回はギターを替えて,James Tyler ’91 Classic,S-S-H構成で,フロントのシングル・ピックアップを中心に使ったサンプルです。

 

 

 

まずはプリアンプをかけないノーマル音。


サンプルの前半はフロント(シングル),後半はリア(ハム)に切り替えています。

これにプリアンプで610を通して,同じように弾いてみます。


かなり締まった音になりますね。

シングルのクリーントーンの音作りは意外に難しいものです。

歯切れのいいサウンドが欲しくて,安易にトレブルを上げてしまい,アタックの場所でざらつきが出たりすることは良くあることです。

でも,Apollo Twinで610プリアンプを通した状態だと,無用なざらつきが感じられません。
ちなみにこのサンプルにはコンプもリミッターもかけていません。


では,次にチャンネル・ストリップ「CS-1」を足してみます。

CS-1らしい特徴のあるサウンドになっています。

ここではEQ,コンプ,リフレクターをオン。
モジュレーション/ディレイ・セクションはオフっています。

このサンプルではCS-1のコンプのサウンドが,かなり強く出ています。

この手のキャラクターのコンプは,そのキャラクターを思いっきり活かしてインパクトのあるサウンドが作りやすいと思います。

こちらは,610+CS-1の組み合わせで,カッティングしてみたサンプルです。


こうやってフレーズにしてみると,アタックのあるところでも音がつぶれずにしっかりと聞こえているのが解ります。

 

単体マイクプリと考えるのもありかも…

はっきりいって,クリーントーンでこれだけギターの違い,ピックアップの違いが解るオーディオ・インターフェイスは今まで無かったと思います。

製品ジャンルとしてはオーディオ・インターフェイスであり,その基本性能も優れているのですが,単体のマイクプリ製品として考えてもいいんじゃないかと思い始めました。しかも,なんならプリアンプは切り替え可能とか便利過ぎます。

たいてい,この手の複合機能製品は中途半端で使えなかったりするのですが,Apollo Twinに関しては,あてはまらないかもしれないと思うほど,オーディオ・インターフェイスとしても,マイクプリとしても優秀。

これは,今まで数多くのプリアンプ,コンプなどのアウトボードを開発し,UADプラットフォームを成功させたUAだからこそ開発できた製品だとも言えます。

 

最後に上で紹介したサンプルのまとめ聴き用プレイリストを載せておきますね。

連続して聴いてみると解りやすいかもしれません。


次回は、いよいよ「クランチ〜ディストーション」をチェック。

「Softube」を使って,Tyler Classicで歪みサウンドを作ってみます。ではまた。

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著者紹介

廣瀬 昌明

ギタリスト,アレンジ,プロデュース。

BRAINSOUT」「イガバンBB」「Kaoru」など。

アーティストのサポート/レコーディング,TVエンディングテーマ,CMその他制作多数。

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