ねぇ 君の窓の外 景色は何色だい?
ぼんやりと浮かぶ青、白 それとも黒?
灰色のカーテン どかせそうにないよ
まだ私の朝は遠い
やりたいコト 沢山あるのに
やらなくちゃいけないコトばかり山積みで
時間もない お金もない 心の余裕もない
何を見て明日を迎えればイイ?
“願いましょう 幸せを” 淡い夢を
心、体引きずりながら 時だけが流れゆく
“こんなモノのために生きているわけじゃない”
声にならない叫びを上げながら 今日もゆく
ねぇ 昔誰かが言っていた言葉
“人は誰しも使命を持って生まれてくる” らしい
頭抱えて 胸に手をあて考えた
あれ 大切なコト 思い出せない
幸せの形 求めるほどに
失うモノばかりが増えてく気がして
いつの間にか一人でヒザ抱えていた
ぬるくなった缶ビール片手に
“与えましょう 未来を” 帳尻合わせを
心、体引きずりながら 果てなき道を行く
“こんなハズじゃなかった”って いくら喚いてもね
所詮は小さな叫び声 届きやしない
いつまで頑張れば 見えてくる?
いつまで走れば 見えてくる?
灰色のカーテンの向こう側
“願いましょう、与えましょう 幸せを”
淡い夢 帳尻合わせはもうゴメンだ
確かな明日を与えてよ 笑わせてよ
見せてよ 色とりどりの景色を
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作品紹介・説明
2016.7.27現在
既に曲をつけていただいておりますが、他にも曲をつけたいという方がいらっしゃいましたらご自由にお使いください。使用される際は予め御一報いただけますと幸いです。
社会風刺の意味合いも込めて書きました。
今の生活、この日本の中での生活、自分の生活をいろいろと考えて振り返りながら、日ごろ思っていることも交えながら書いていきました。
今の世の中は息苦しい。
自分の夢を追いかければ追いかけるほど生きていくという基本的なコトが苦しくなってきてしまうし、生きることに必死になりすぎると「自分」としての存在意義そのものがあやふやになり、失いかける。
何を大切にしたらいいのか、何を守るべきなのか。なかなか問いかけても答えが出にくい、そんな世の中。
白い世界ではないし、かといって真っ黒というわけでもない。
とても曖昧な、灰色。
※こちらの作品は曲は特についておりませんので、作曲希望される方はぜひ曲をつけてください、とても嬉しく思います。ただ、こちらの歌詞を使われる際ご一報いただけると幸いです。