私がこの世に生まれて
喜んでくれた
私が育ってゆくのを
喜んでくれた
一緒に出かけるほど
想い出が増えてゆき
一緒の布団に寝て
信頼が増えてゆき
私は幸せだった
ずっと幸せで
いられると心から思っていた
私が大人になったら
喜んでくれた
私に子供ができたら
喜んでくれた
一緒に写真を見て
想い出を語り合い
一緒に居れる日々が
どんどん減ったけれど
私は幸せだった
離れていたって
大丈夫だよって思っていた
心の準備ができないうちに
私と二度と会えなくなった
思い出すのはいつもいつも
紫色の服を着たあなた
私は幸せだった
だけど今だけは
泣かせてね、泣かせてね、ごめんなさい
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作品紹介・説明
亡き祖母に向けて。
大好きでした。