俺の肩越しに北風が(仮題)

SS RUNNER 2017/11/21
俺の肩越しに 北風が
ひゅるりひゅるり 拭き抜ける
思わずコートの 襟を立て
風の寒さを やり過ごす
  あの街も この街も
  みんな 人待ち顔で
  せわしげに 行き交うけれど
  誰も愛の ありかを知らない
何処から来て何処へ行くのか 冬鳥よ
俺もいつか 帰ろうか
想い遥かな 故郷へ

俺の涙は 俺が拭く
そんな強がり つぶやいてみる
心の中の むなしさは
自分だけにしか 分からない
  あの町も この町も
  淋しがり屋 ばかりさ
  わずかな 灯を探すけど
  誰も愛を 手にいれらない
何処からおりて どこで舞うのか 冬の花
俺も一緒に おどろうか
町の灯ともる 石畳

  あの人も この人も
  ほんとは 優しい心根で
  ほんの少し 行き違うけど
  誰もが幸せ 得られるはずさ
やがてふくいつかふく 春風が
俺もいつか たどり着く
暖かな 愛ある心へと

作品紹介・説明

「木枯らし」の風の音を聞いて、思い浮かびました。(*^▽^*)
複雑な世相を謳ったつもりです。
自分で附曲済です。

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