【ふたり詞】April snow white 約束 (補詞 ゆめじ黄さん)

4月のある日 雪が降った日
眠っているような 安らかな顔
君は還らぬ人へとなったね
ありがとう...と コトバを残して

君にはじめて
出会ったときから
やさしい瞳に
惹かれた私

並んで座る 病院待合室
お互い意識し 感じ合っていた
話しかけられ おどろく私
けれど何故だか 心包まれた 


君のいのちは 余命いくばくと
この現実を 突きつけられて
弱い私は 受け入れたくない
それでも時間は ゆったり流れる

こんなに優しい
こんなに温かい
失いたくない
お願い、生きて

耳元でいうよ 聞こえるように
「来年のサクラをいっしょに見たい」と

か細い声で うなずく君は
「エンゲージリングを受け取ってほしい」と

強くにぎった手 にぎり返した手
「きっと約束よ 約束だから..」.

見えてはいない その瞳は語る
『こんなに深く愛した人 ありがとう』を


2019/4/12

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