マリア・カラスのフェスのライブ帰りに
あんた 話がある 寒空の下
来年オタワ行くんや いつ帰るかわからへん
待たせるの辛いから 終わりにしようや
いきなり過ぎて耳疑うたわ
意味わからへん 考えられへん
カラスが笑うてんねん
どない受け止めんねん どない生きていくねん
あんたが居らんとか 想像つかんわ
あたしの事どんだけ思うてくれたの
待たすより終わる方がためになる思うたか
わからんか 言うたるわ
あんたにどんだけ
待たされてもどうもないわ
余裕で待てるわ
あんたとあたしはそれだけの縁か
キタのカラスが あほかと鳴いてる
天満の家裁から面談行くとき
ヒール転かして擦りむいたあの日に
寄って集ってカラスが襲うて来てた所
あんたがあたしを庇ってくれた
それから梅田とか 二人ほつき歩いた
大した所には行かんかったけど
あんたがあたしに笑う そんで十分やった
それがもう無くなるとか あり得へんわ
公会堂 なんでこんな飾り付けるんや
眩しすぎて見られへん 涙が零れるわ
わからんか 教えたるわ
あたしがどんだけ
あんたに救われて
満たされたことか
あんたとあたしはそれで終わるんか
キタのカラスがあほかと鳴いてる
あたしを置き去りになんかさせへん
ヒール転かしても あんたに追い付くわ
わからんか よう聞け
あたしはあんたと明日を夢みて
生きていきたいんや
あんたとあたしは終わらせたりさせるか
キタのカラスなんか あほかと笑い飛ばす
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作品紹介・説明
然る場所で『冬』のお題で作品募集してたんで
捻ってみました。
大阪弁がバンカーズ浜中さん意識してるのは内緒。