当たり前の日常が突然なくなってしまって
目の前は真っ白に塗り替えられた壁
箱の中から抜け出したくて
でももがいて泣いてばかりで
前に進めなくて辛かったな
傍で
家族が友達が手を握ってくれた
力が漲っていくはずなのに
わたしは下向いて歩けずに
泣いてばかりの日々いつになったら
みえてくるの未来
当たり前の青春が突然なくなってしまって
窓の外は桜吹雪いて笑い声が聴こえる
どうして私だけこんなに
弱くなってしまったのって
訴えても神は応えてくれない
傍で
誰かが泣いているのが聞こえたの
あの子もきっと辛かったんだろうな
わたしは上向いて歩くこと
心に決めたあの日いつになったら
開けてくるの未来
当たり前じゃなくなってから人は
今までが幸せな生活だったんだと
気づいてももう遅くてさ
ああ もっと楽しんでおけばよかったなんて
傍で
家族が友達が手を振ってくれた
遠くで大きく横に振っているの
わたしは駆け出す前を向いて
涙もいつか笑顔に変わる未来があって
みえてきた白い未来
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作品紹介・説明
入院してる人からみる景色です。
医療従事者であるが故に、ドラマなどみてると、患者から見た景色を書いてみたくなりました。
でもこの作詞は若い子がそうなってしまったときのもの。
白い未来が、いま入院している若い子に伝わって、前向きな気持ちになってくれたらと思い込めています。