どこにでもあるような
普通の居酒屋で
何も気にせず笑い合った
君の笑顔がずっと
忘れられないかな
本当に素敵だったから
そうさ今は
“何も気にせず”なんて
そんなわけには
いかなくなっているけど
ここ最近に起こったすべてが
僕たちを変えてしまって
もう二度ともとに戻らないって
そんなことは言わないでね
またあの笑顔を見せてほしい
ほらあの時は何を
注文しただろう
忘れたけどおいしかったな
お酒だって
はいっていたんだから
でもそうじゃなく
一番の要因はね
君とのひとときが楽しすぎて
そればかりが鮮明にさ
残ってしまっているだけだから
やっぱりなんと言ったって
それに尽きるってことなんだよ
きっとまだしばらくは
“得体の知れない距離”が
僕たちの間を
世の中を
支配して
そうやって
過ごすしかないのだろう
過ごすしかないのだろうけど
ここ最近に起こったすべてが
僕たちを変えてしまった
でも二度ともとに戻らないって
そんなこと誰が言ったの
きっともと通りになる時が
君とのひとときは楽しすぎて
何でもなく笑う日々が
いま二度ともとに戻らないって
そんなことは言わないでね
またあの笑顔を見せてほしい
※無断転載禁止
上記の詞について全ての権利は作者である会員が権利を保有します。
作者に無断での使用、転載は出来ませんので、ご使用になりたい場合には、作者に直接お問い合わせ下さい。
作品紹介・説明
今年のはじめにあるフォトグラファーの方と
コラボレーションしたときにつくった詞、第三弾です。
※詳細は「日常の色彩」のコメントを参照
コラボはこれで最後となりましたが、
この詞は「居酒屋ですごく楽しそうに笑う女性」
の写真から着想を得てつくったものです。
写真から詞をつくるというのは
今までにない試みで、すごく勉強になりました!