窓辺 琥珀に染まる頃
ひぐらし奏でる 秋の調べ
もう届かぬほどに 傾く
夏空の記憶 ちぎれた雲の中へ
ああ、あんなに騒いだ心も
重ねた年月の ほんのひとひら
裸足に絡まる 潮風を
ふたりで 追いかけて
きっと永遠続く 信じてた
めくる未来を
街のざわめき 少しずつ
粧う彩り 燻していく
戻れぬ高鳴りに よく似た
面影に馳せる 焦がれた熱の香り
ああ、あの頃聴いてたメロディー
ありふれた言葉の 意味に気づいた
叶わぬ未来を 見つめても
うつむく 眼差しは
違う 行方を描き
「追憶」の 付箋を揺らす
あの日で途切れた 眩さに
仄暗き 背景は
過ぎる 季節が残す
「さよなら」に 滲む黄昏
叶わぬ未来を 見つめても
うつむく 眼差しは
違う 行方を描き
「追憶」の 付箋を揺らす
※無断転載禁止
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作品紹介・説明
皆様、大変ご無沙汰しておりました。
m(_ _)m
晩夏の美しい情景が描かれた
Te2さん作曲の 素敵なピアノの調べに
http://musictrack.jp/musics/80524
詞を書かせていただきました。
アドバイスを頂きながら、
少しずつ… 少しずつ…
ようやく、完成に辿り着きました。
とても頑張りましたので、ぜひ
ご覧頂けますと 大変嬉しく思います。
小田 奈桜
きっと もうすぐ、Te2 さんの美しいメロディも
皆様の元へ 届く事かと思います。
(とっても素晴らしいです!!)