Ⅰ(「合唱のためのコンポジション第10番 オンゴー・オーニ」より)

TaDa

作品紹介・説明

1990年の、11月か12月のことだったとおもう、もしくは年が明けて1月か2月?ということはなかったと思うが詳しく思い出せない。まあ1990年度の宮城教育大学混声合唱団の演奏会のプログラムから。この「オンゴーオーニ」は、作曲家、間宮芳生の合唱曲のシリーズ、「合唱のためのコンポジション」の第10番にあたる。シリーズの10曲めにして、合唱のためのコンポジション初の混声合唱+ピアノという演奏形態。Ⅰ、Ⅱ(http://musictrack.jp/musics/17111)、Ⅲ(http://musictrack.jp/musics/17110)、Ⅳ(http://musictrack.jp/musics/17109)、の四つの曲から成り、このⅠ(第1曲)は、作曲家自身の言葉によれば「ねがい」。仙台市民会館大ホールにて、ピアノはスタインウエイ。

宮城教育大のサークルの混声合唱団は、定期演奏会で、当時、慣習として、なのかな、音楽専攻学生にピアノの客演を依頼するという流れがあった。1990年は自分の所にその話が回ってきた。高々大学のサークルの演奏会ではあるが、この宮教大混声の定期の客演ピアニストは、自分にとって、入場料のある演奏会のステージに立ち、ギャランティーを戴くという経験の、ピアノを習って、その道を志して、初めてのこととなった。故に、とても思い出深く、また、さまざまにいろいろと思うところがあるステージとなっている。

ピアニストとしてのキャリアのスタートをどの時点にするか、それがたとえばコンクールの入賞をもってするとするなら、自分にとっては1987年、17歳の時の全東北ピアノコンクールの31回大会での第3位入賞(http://musictrack.jp/musics/14448)がそれにあたると思っている。入賞後の夏に桐朋学園の夏季講習に参加し、同大学に学ぶピアノ科の先輩のアパートに宿泊させてもらい、打楽器科の先輩を交えて、三善晃、高橋悠治、武満徹、メシアン、ノルドグレン、スティーブ・ライヒといった作曲家の作品を一晩中寝ないで鑑賞し、作品について語りあい(自分はほとんど話についていけなかった)、自分はそのあまりの空気の濃さに物理的に鼻血が出たりもした。あの暑かった夏の仙川駅のプラットフォームの空気の感じはいまも目を瞑ると、生々しくよみがえる。その後、自分は東京芸大のピアノ科を受験、当然不合格。芸大ピアノ科はさすがにちょっと自分の力量では不足だろうなあ、とおもっていて、でもこっちは合格できれば、東京に出て音楽の勉強や活動ができると思って、たかをくくって受験した学芸大も当然不合格。なめた態度では合格できない。音楽専攻で受験することはもう止めるとの親との約束で、その道はいったん本当に諦めて、失意のどん底で浪人生活に突入することとなる。

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  • "オンゴー・オーニ"
    間宮 芳生
    (jasrac) 020-4188-0
2010/03/24 16:44