へとへとに疲れ果てて、でも、どこにも行き場所がない…。そんな状況を詞にしました。
マイサウンド時代にDODさんにお願いして、作曲・演奏していただきました。
09年8月の作品。
ボールペンとメモ帳。
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1
呼吸を殺して走り続けてる
顔を伏せたまま走り続けてる
ひしゃげた胸で走り続けてる
呼吸の吸い方を思い出せない
顔を他人には見られたくない
ひしゃげた胸は自分じゃほぐせない
どこに行けばいい?
ファーストフード店? 公園のベンチ?
それとも、会社の机?
休まる場所は、いったいどこ?
朝の日差しが大好きだったのに
澄んだ空気がおいしかったのに
目覚めて窓を開けて見た景色
あの胸の高鳴りは、どこへ行った?
2
死体のように眠り続けてる
悪夢すら見ずに眠り続けてる
変な汗だけは流れ続けてる
目が覚めていても死体のようだ
世界はいつでも悪夢のようだ
変な汗だけは流れ続けてる
どこに行けばいい?
20年前? 黄泉の国かな?
それとも、特別な病棟?
休まる場所は、いったいどこ?
花のピンクが眩(まぶ)しかったのに
空のトンビに心通わせたのに
瓦の屋根に寝転び見た景色
あの胸の高鳴りは、どこへ行った?
存在の喜び、どこへ行った?
休まる場所、どこへ行けばいい?
死体のように、今日も眠ろう
明日の朝の目覚ましが鳴るまで
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