星とたんぽぽ(金子みすゞ/猫目月/Yoshie Kubota)

Yoshie Kubota

作品紹介・説明

きのう、うちの庭に、今年初めてのたんぽぽが咲きました。
「おひさしぶり!今年もまた会えたね!」とでも言うように、元気に風に揺れながら笑っている。
長くて厳しい冬のあと、何事もなかったかのように、元気いっぱい笑顔を見せて咲いている。

いろんなつらいことが重なって、折れてしまいそうだったわたしに、このたんぽぽの笑顔が「ほら、いっしょにお空を見ようよ」って言ってくれてるようで、涙がこぼれました。


この「星とたんぽぽ」という曲に出会ったのは、2005年の冬です。
「金子みすゞ」というひとをちゃんと知ったのも、この歌を聴いてからです。

みすゞさんは、ひとりぽっちで苦しんで、ひとりぽっちで逝ってしまいました。
彼女の行き場を失った心は、すべて素晴らしい詩になって美しく昇華され、現代に生きるわれわれを励まし続けています。
ほんとうのつらさを知っているからこそ書ける、ほんとうの悲しみを知っているからこそ書ける、温かくて深い詩。
まっすぐに、心の中から溢れ出してくるように綴られた、思いやりに満ちた言葉と、
傷ついた心や、寂しい心を、そっとさりげなく包み込む、無限の力を秘めた言霊。

この「星とたんぽぽ」の歌詞の中で

「みえぬけれどもあるんだよ、みえぬものでもあるんだよ」

これは、みすゞさんが伝えたかった「愛」の概念ではないかと思えます。
形もないし、見えないけれど、「愛」というのは、そうゆうものだと。

空の底深くに沈む海の小石のような星と、地面の中で強く根付くたんぽぽの強さを通して、こんなにまで、まっすぐに伝わってくる純粋なメッセージに、わたしは心を揺り動かされました。


そして、わたしが、自分も作曲をしてみようかなと思った、そのきっかけをくれたのが、この猫目月さんの作曲された、「星とたんぽぽ」でした。わたしは、この作品との出会いに運命のようなものを感じました。みすゞさんが、わたしの中に眠っていた創作への扉を、この歌を通して、目覚めさせてくれたのかもしれません。そして、この曲をつくられた猫目月さんに、心から感謝しています。

そして、今回、わたしにとっては、作曲へのきっかけをくれた、特別で、大切な、この歌を、どうしても歌いたくなって、わがままを言って、作曲者である猫目月さんのご了承をいただき、ピアノ演奏と、歌でカヴァーさせていただきました。

伴奏は、原曲の琴谷小緒里さんのアレンジのまま、演奏させていただきました。
録音は2010年3月21日です。


作曲者の猫目月さんのページはこちら↓です。
http://musictrack.jp/index.php?pid=user&uid=3901
若々しくみずみずしい、ちよんちゃんがボーカルの、原曲バージョンは猫目月さんのページにあります。
http://musictrack.jp/musics/16923







プロダクト説明

Steinway M Grand Piano

使用したプロダクト

音楽制作アプリケーション
Apple GarageBand
オーディオインターフェース
EDIROL UA
レコーダー
FOSTEX MR
コンピュータ
Apple Mac

猫目月

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03:37 / 192kbps

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  • 作詞:金子みすゞ
  • 作曲:猫目月
  • 編曲:琴谷小緒里
2010/04/04 22:42