D. ショスタコービッチ 交響曲第10番 ホ短調 作品93 第3楽章 です。
ソヴィエトの第二次大戦勝利記念、ベートーヴェン以来鬼門の交響曲第9番という2つの呪縛を軽やか(肩すかしぎみ)にかわした彼を、またもや政治的暴風雨が襲い(ジュダーノフ批判)、新たな呪縛を8年越しに(1953年)解き放った記念碑的作品です。(同年3月スターリン死去、同日プロコフィエフ死去)
第3楽章でDSCHのモノグラムが現れ、自叙伝的作品の中核をなしています。
また、ショスタコの緩徐楽章としては7番のそれと構造が似ているのも興味深いです。
このデータはPROTEUS/2用にMIDI16トラックに詰め込んだデータをMIDI42トラックに展開修正しパート録音、オーディオ46トラックにてミックスダウンしています。
大学オケに入部したとき、先輩方が定演に向けてちょうどこのタコ10を練習していて、指揮者の井上道義さんとの交流とともに良い思い出です。
第3楽章のUpに合わせて、すでにUpしてある第2楽章をほぼ同じ音源構成で手直ししましたので、よろしければそちらもお聴きください。
メイン音源:PROTEUS/2 XR
サブ音源:Garritan Pocket Orchestra(SONAR付属)Cl. Hrn. 打楽器、弦5部、Solo Vn.
TTS-1(Hyper Canvas) Hrn. 打楽器
アイオワ大学電子音楽スタジオの楽器サンプル BassTb-ff
サンプラー:shortcircuit2
リバーブ:SIR1 (Amsterdam Hall)
MP3変換:BonkEnc v1.0.14
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