今年(2011年)最初のコラボ演奏です。
曲は、Yoshie Kubotaさんのオリジナル曲「小さな花」 、そのピアノとフルートによるコラボ演奏です。
初録音の初公開となります。
フルート&ピアノ版に編曲していただいた音源を頂いてから、何と二年以上経っていました。
この曲のフルート&エレピ版は2008年の12月にコラボを行い、広く公開されています。
米国の音楽公開サイトSoundClickのクラシック部門で5位、アンサンブル部門で1位にランクされていました。
ここでも公開されています。
実は、前回のコラボを終えた直後に、今回のピアノバージョンの音源を頂いていたのです。
しかし、エレピ版の演奏が一種のトラウマになってしまい、私はこのピアノ版を吹くことができませんでした。
エレピ版のコラボは、私にとって宝石のような存在の演奏だったのです。
エレピの清く澄んだ音の演奏に深く込められたYoshieさんの曲への思い入れを感じ(過ぎ)てしまい、
これを壊してはいけない・・・という気持ちが強くなって、
ずぼらな演奏が多い私としては異例とも言えるほどの細心の注意をはらい、非常な緊張感をもって演奏しました。
この時の演奏の印象が強すぎて、どうしてもピアノ版に取り組めなかったのです。
それからまるまる2年が過ぎて、今年の元旦を迎えました。
今年はきちんとフルートを吹こうと思い、何を吹こうかなと思った時に真っ先に浮かんだのがこのコラボでした。
昨日、乾杯の歌を公開しましたが、本当の吹き初めはこの曲でした。
この演奏は、その最初のテークです。暗譜で吹いてます。
数回吹き直しましたが、素直に自分らしさが出た最初の演奏を公開します。
結果的に前回のコラボと似た感じの演奏になっているかも知れませんが、
曲の素晴らしさを自分の歌でやっと表現できたという感じです。
Yoshieさんへ
この素晴らしい曲のコラボをさせて頂いたことに改めて心から感謝しています。
ピアノ版のコラボを長い間お蔵入りさせてしまい、申し訳ありませんでした。
これからもよろしくお願い申し上げます。
2011.5.20 Yoshieさんご了解のもと、この演奏に草花の写真をつけてYouTubeに公開させていただきました。
良かったらご覧になってください。
http://www.youtube.com/watch?v=ZXVaIxZnY9U
みなさま、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今朝、思いがけず、ふえさんから、「ちいさな花」のピアノ&フルートバージョンのファイルが届き、新年早々ちょっと塞いでいた気持ちに元気をもらいました。春になるまでまだまだ厳しい寒さに耐えなければいけませんが、きっと春になったらまたちいさな花たちが顔をのぞかせて励ましてくれるから、、、。(^^)そんな気持ちになりました。
前回のバージョンはエレピ&フルートでしたが、ふえさんが書いて下さっているように、今回のものは、その直後に送った生ピアノの伴奏にあわせて吹いてくださっています。気負わず、とても自然に吹いてくださっていて、素敵な演奏だなって思いました。
この演奏は、フルートは2011年のふえさんの最新録音ですが、ピアノはかなり前の演奏録音で、自分でもこんな風に弾いていたのか、、、と改めて聴いてみてちょっと新鮮でした。
ふえさん、本当に長い事心の中で暖めていて、この曲を忘れずにいてくださって、ありがとうございました。
2011年が、みなさまにとって、いい一年となりますように。
Steinway M Grand Piano
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