カタロニア民謡「鳥の歌」
20世紀を代表する大チェリスト「カザルス」が演奏して知られるようになった曲です。
本日(2011.1.4)初めて吹きました。
楽譜を見て、地味な感じで流れが少ないと感じていたため、吹く気が起こらなかった曲の一つです。
でも一心に吹いている内に秘められている心に酔いしれました。
そんな気分の中で録音しました。独りよがり的な演奏かもしれません。
ほとんど生音なのでガサガサですが、あえてそのまま公開いたします。
楽譜と伴奏は、トリム楽譜出版さんの「フルート名曲のいずみ」を使用しています。
使用及び公開について正式に許諾を得ております。
この手の曲を伴奏CDの奏者と合わせるのは非常に大変なのですが、
この曲の演奏者とはどこか気持ちが合うようで、なんとか気持ち良く吹くことができました。
もっと歌いたい部分もありましたが、ほどほどにということでしょうね。
※追伸 演奏した後に曲の謂れを調べました(汗)
平和を求める情感を入れることが必要らしいです。
すみません、そんなこと考えませんでした。
私は哀しみの中に漂う願い・・そんなイメージで吹いてます。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』~ 鳥の歌 (カザルス)
鳥の歌(とりのうた:El Cant dels Ocells)はパウ・カザルスの編曲・演奏によるカタルーニャ民謡で、編曲・演奏者の最大のチェロのレパートリー。
1971年10月24日の世界国際平和デーにて国際連合本部でのアンコール演奏にも現れ、世界的に放送された。
原曲はカザルスの故郷カタルーニャのクリスマス・キャロルであり、聖誕を鳥が祝っている様子を歌っている。
鳥が「peace」とさえずるように演奏することで有名。
楽曲
Molto lento
イ短調。4分の2拍子と4分の3拍子が混じる。このためリズム感は薄い。
チェロとピアノまたは管弦楽の2通りの編曲がある。簡単な二部形式。
序奏はA-Eのトレモロ。チェロの主旋律はE-A-H-C-D-E-Aの上昇音階。最後に序奏と同じトレモロが後奏として曲を締めくくる。
演奏時間は8分音符が42拍/分前後という速さとされており、3分強から4分。
技術的には多くを求めないものの、平和を求める情感を入れることが必要。
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