リムスキーコルサコフ/交響組曲「シェヘラザード」より第3楽章

TAKUTO

作品紹介・説明

「トルコのシャリアール王は女性というものは信用できないものであると固く信じ、最初の一夜を過ごせばすべての妻を殺すと誓っていた。しかし皇后シェヘラザードは、王に物語を聞かせて興味をそそり、千一夜にわたって物語を語り続ける。王は好奇心に釣られて処刑するのを一日一日とのばして、ついにその残酷な誓いを取り下げ、シェヘラザードは命拾いした。」 交響組曲「シェヘラザード」はこの「千夜一夜物語」を題材にして作曲されたものであり、物語から抜粋したエピソードや情景が、巧みなオーケストレーションで描写されています。

その中で第3楽章は「若き王子と若き王女」と言う題名が付けられており、このエピソードは「千夜一夜物語」170夜~236夜の「カマラルザマーンとあらゆる月のうち最もうるわしい月ブドゥール姫との物語」を描写したものであると言われています。互い愛を語り合うようなロマンティックなメロディから始まり、快活かつオリエンタルな中間部の後、バイオリンソロによるシェヘラザードが王に語りかけ、トゥッティで王子と王女の愛の完成を力強く盛り上げます。その後は中間部のメロディがバイオリンで再現され、やさしく楽章が締めくくられており、皇后シェヘラザードが語る愛の物語によって、王の残酷さが解きほぐされているようにも思えます。

プロダクト説明

<バージョン履歴>
Ver 1.00:First Release

<使用FX>
Reverb:REVerence (Preset:Austrian Concert Hall)
VSTDynamic
Parametric-EQ

使用したプロダクト

音楽制作アプリケーション
Steinberg Cubase
オーディオインターフェース
EDIROL UA
モニター
Roland RH
PCM音源ソフト
Steinberg HALION SYMPHONIC ORCHESTRA

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10:36 / 192kbps

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  • クラシック
  • パブリックドメイン作品
  • "SIMFONICHESKAJA SJUITA SHEKHERAZADA OP 35 /ORIGINAL"
  • 作曲:RIMSKIJ KORSAKOVICH NICOLAS ANDR
2011/02/13 20:30