風に舞う

櫻井水都

作品紹介・説明

何度でも繋いでゆこう、それがどれほどか細い糸でも。

今年も桜が咲きました。薄氷を踏むような奇跡の果てに訪れた「例年どおりの桜」を、これほど切実に噛みしめたことはありません。
花は永遠を孕み、人はそこに光を見るのでしょう。
なんとしても春のうちに歌っておきたかった曲です。

■作詞・作曲・編曲・歌唱・動画:櫻井水都
■ギターソロ:norizy


動画サイトにも置いてありますのでよろしければ!
(ただし、ここに上げたもののほうがいろいろと少しずつ改善されてる…はずです/笑)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14371816

プロダクト説明

Cooder CE-520(エレアコ)

使用したプロダクト

音楽制作アプリケーション
Steinberg Cubase
オーディオインターフェース
EDIROL UA
マイク
RODE NT
コンピュータ
Windows PC Windows PC
エレクトリック・ギター
Fender ストラトキャスター

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歌詞

陽射し受け舞う花弁 季節外れの雪のようで
薄紅の風花は 戻るべき場所を知らない

遠ざかる影を見送った
また逢えると 疑うことさえなく

風のように過ぎる時よ 分かれた道の行方が
流れる季節に遠ざかっても
風のように過ぎる時よ 広がる空はいつでも
僕らをひとつに繋ぐと信じていた

はらはらと舞う花弁 どこへ落ちてゆくのだろう
同じ枝咲いたこと 日々は思い出に消える

届かない手紙がまたひとつ
かぼそい糸を 音もなく切ってゆく

風のように過ぎる時よ 分かれた道はいつしか
流れる季節の速さに呑まれ
風のように過ぎる時よ 広がる空のどこにも
あの日の君の影はもう見えない

どれだけの声が まなざしが 別れを思っただろう
切るつもりだった糸など ひとつもないけれど

風のように過ぎる時よ 道は必ず分かれて
戻せぬ季節を嘆くしかなくても
花のようにめぐる時よ 何度でも繋いでゆこう
別れも 出会いも すべては陽射しの中

何度でも さあ

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  • Jポップ
  • オリジナル作品
2011/05/10 07:23