晴れた日は富士が見える

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歌詞

晴れた日は富士が見える

まるでコンクリードを固めて積んだだけみたいな
味も素っ気もなかった中学校の校舎
でもいつもそこには 未来を夢見る
大人になりかけの声が響き渡っていた
今でもときどき夢に見る あの頃のこと
坊主頭で白いボールを追いかけていた
間違いと知りながらそれをするような
そんな奴にだけはなるなと教えられた
あの頃の自分が今 どこかで見ている気がする
それはそれ 仕方ないと ついつぶやきそうになるとき
つまらないことを覚え くだらないものを守っていないか
あのときの俺の思いに 恥じることなく生きているか
冬の朝は屋上から遠く富士の山が見えた
あの校舎も今は取り壊されてしまって
あの頃トンボでならしたグランドに
相変わらず青いままの草が揺れてる

都合のいい理屈をごまかしと嘘で固めた
見掛け倒しの科学が爆発した後で
得体の知れない毒といっしょに
ばらまかれたのは見え透いた更なる嘘
この国はまるで金塊を積み過ぎて今にも
沈みそうに傾いている船のようだ
守るべきものを取り違えたまま 
人から先に海へ放り投げて進む
この国を愛せという つべこべ理屈を言わずに
目を閉じて 耳を塞ぎ このやり方で愛せという
私は目を凝らして 遥かそびえ立つ富士を探す
神様や旗ではない 私は富士が見たい
こみ上げる悲しみ 怒り むなしさに瞳がかすむ
拳で拭いながら それでも彼方に富士を見たい
この国で生まれそして 人を愛する意味を知った
過ちを越えた先に 晴れた日は富士が見える 

移転先の中学校のそばの小さな公園
砂場で遊ぶ子供たちの笑い声
この子らと未来を 語れるようにと
いつまでも青いままの草が揺れてた

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2012/10/28 16:58