J. ロドリーゴ ある貴紳のための幻想曲 第4楽章 カナリオ
おやじギターさんとのコラボ第5弾です。
ロドリーゴの代表作「アランフエス協奏曲」(1940)の作曲から15年、1954年にギターの巨匠アンドレス・セゴビアの依頼による作品です。
ギター協奏曲であるものの組曲のような形態からか、題名は協奏曲とされず幻想曲となっています。
各楽章の主題は17世紀のスペインの作曲家ガスパール・サンスの作品によっていて、題名の「貴紳」(宮廷貴族に仕える紳士)はサンスをさします。(もちろん献呈を受けたセゴビアも)
第4楽章の「カナリオ」とは、カナリア群島を起源とする軽快な舞曲です。
Allegro ma non troppo 二長調
譜面上8分の6拍子ですが、4分の3拍子が混在しています。
DTM的には8分音符が6つ並んでいるだけなので、とかくリズム感が死んでしまいがちになります。
そこはおやじギターさんの素晴らし演奏が補ってくれていますので、生きた演奏をオケだけの部分にもうまく取り込もうと頑張りましたが・・・。
後半(3:30)におやじギターさんの素晴らしいカデンツァがありますのでお聴き逃しなく。
PC: W7-64bit CPU-i870 メモリ8G
ソフト音源:VI VIENNA Special Edition (Standard+Extended), Special Edition Plus (Standard)
PLUG-IN:VIENNA SUITE
MP3変換:BonkEnc v1.0.14
私の実力では手に負えない曲ですが、大分スケール練習をしてどうにか録音にいたりました。
ギターの荒が少しでも緩和する様にチロさんに助けていただきました。
震災の年にチロさんとコラボさせていただいたアランフェス協奏曲から5曲目の演奏になりました。
今回の作品も私の貴重な宝物にします。
震災がなっかたら、いさり火さんとチロさんのもっとすばらしいコラボを聴けたと思うこの頃です。
チロさん ありがとうございます。
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