中学を卒業して高校へと進学する頃のなんともいえない開放感と不安感を思い出して歌にしました。
卒業式には出席せず、自宅の部屋で式の行われている時間帯にBEATLESの「DON'T LET ME DOWN」を校歌の代わりに歌っていたというくだりは実話です(笑)。
あれから何十年も経ったけど、今の自分は、あの頃描いた未来へいまだたどり着けていない。
そういう過去から見た未来の自分と、未来から振り返る過去の自分のギャップは
やはり切ないものだなあ(笑)。
12.8配信開始ミニアルバム「遠い明日への歌」のタイトルソングです。
詳細は
http://www.music-scene.jp/triflingbeetle/
まで、お気軽に~。
遠い明日への歌
作詞・曲・編曲 : trifling beetle
春の風の中 孤独なGraduation
もてあます若さ こぶしで叩き続けた
心尖らせて校舎に背中向けた
堕落論を踏み絵に 僕は巣離れしたんだ
代わり映えしないかもしれない 未来の見えない不安を
幼いチャチなピストルで 蜂の巣にするって息巻き
心境複雑で 苛立つGraduation
ひとしきり泣いた 涙も出なくなった
僕の明日はどこへと 向かっているのか?
答えはきっといつでも 風の中にあるのさ
少しやるせない気分抱けば Heroのように思える
それでも僕は何者でもないからスローに生きたい
☆(前を向け)僕の小さな向上心汚れやしない
(前へ行け)勇気は死にやしない
孤独に苛まれても 遠い明日へ向かい
しゃにむに生きればそれでいいだけさ☆
★(前を向け)僕は大きな優越感欲しくはない
(前へ行け)存在感なくていいよ
劣等感まみれでも 遠い明日へ向かい
歩き出せばそれでいいだけさ★
一人ぼんやりと天井見つめながら
校歌の代わりに“Don’t Let Me Down” 声を潜めShoutした
僕の4月は やがては 無理矢理始まる
光はやがて暗闇を 照らし出してゆく
段階的に蹴つまづく そんなことはどうでもいい
最後にリングに立ってれば それで充分と思いたい
☆、★、☆repeat…