毎年参加させていただいている京都ボランティア協会主催のふれあい祭り。今年は、京都市内から、1100人の参加があったそうです。
僕たち音楽隊は、多い年は8名くらいのメンバーが出演したこともありますが、今年は2名での出演でした。
毎年、音響スタッフとして参加していただいている某企業の軽音楽部のスタッフが今年は不参加。
ちょっと心配ではありました。
ほかの団体が主催する福祉イベントでは、数百人入れる会場でも、コンサート用の機材が用意されていなかったり、音楽のことを知らない人が訳わからずミキサーしていたりで、事前の打ち合わせで、確認していても、ちゃんと準備できていないことも多い。そもそも訳わかってないのに、大丈夫です。本番までに用意しておきますなどと言って、いざステージとなったときに、用意されてなくてすごく慌てることも良くある。
その点、今までのボランティア協会主催のイベントでは、軽音楽部のベテランの人が、音響操作をしてくれているし、会場の機材では間に合わないときは、自分たちの持っている機材を持ち込んで準備してくれる。今までは、格段に安心してお任せできる音響スタッフさんでした。
僕らの団体でのコンサートに参加される出演者でも、必要な機材とか、ミキサーを自前で用意されるプロやセミプロの人たちは、きっと同じような失敗の経験を何度もされているんでしょうね。
昨年は、ずっと協力していた音響スタッフが不参加だと言うことで、今年はトラブルは起こると腹をくくって、
開き直ってやるしかないと決心しました。
案の定、思わぬトラブル発生、唯一midi音源を使うこの曲で、会場に流れるmidi音源に合わせてギターを弾き始めると、
スピーカーから流れるmidi音源がギターの音に消されて、全く聞こえなくなる。
当然、ステージにモニタースピーカーなんて、しゃれた物はない。
演奏を続けるのは無理だと判断して、一度演奏を中断。
ギター演奏はやめて、midi音源だけで歌うことにして、やり直しました。
さあ、2回目の演奏が始まる。歌い出すとmidiの音源が、ボーカルに負けて、すごく小さな音に聞こえ、歌いづらい。
講演会用の会場に設置されている音響機材だから、特性が音楽に向かないんだろう。
と思っていたら、突然midi音源が止まった。
アカペラ状態で歌いながら、ちらっとミキサーの方を見る。操作していないのに、突然音が消えたのか?当てにはならない感じ。
二回も演奏を中断するわけにも行かないから、今度は、ギターを伴奏に演奏。
終盤にさしかかり、また、midiの音源の音が入ってきていることに気がつく。
無視して最後まで歌いきる。
心構えしてなかったら、ぐだぐだになってもおかしくない状況だった。
とりあえずは、無事歌い終わったかな?
ライブは何かしら、トラブルがつきものですね。
そんなライブの状況でした。
暖かい拍手も頂いて、めでたしめでたし??
歌詞は、京都の西院にあった、喫茶アーティーチョークのママと、その喫茶店の常連客の仲間が、「ハンディのある人も無い人も、のんびりほっころ過ごせる場所を作ろう!」「一人一人の夢を実現させる場所にしよう!」と団結し、様々な困難を乗り越え、夢の実現に向け、努力する物語を歌にしました。高校生から、初老の男女。全盲とか、車いすとか、面白いことが大好きな人が沢山集まって夢を実現するまでを歌っています。
ヤマキフォークギター
明日があるさの替え歌です。
京都でてこいランドのことを歌っています。