99 / TOTO

G Force

作品紹介・説明

【曲説明】=====

TOTOはもともとアメリカ西海岸で活動していたスタジオミュージシャンで結成されたバンドです。きっかけはボズ・スキャッグスの名盤「シルク・ディグリーズ」のレコーディングで集まったメンバーだったと思います。

そんな彼らですから、そのサウンドは80年代のウェストコースト感バリバリ・・・この同じ時期では同じくスタジオミュージシャンが集まって、しかも雑誌PLAY BOYのプレイメイトをヴォーカルにしちゃったMissing Persons なんてのもいました。こちらは全員ビジュアル系でその音楽もぶっとんでかっこよくて、とにかく僕にとっては音楽がいつも新鮮に感じられた黄金期でした。
話しがそれましたが、この曲「99」は、ジョージ・ルーカスの映画からインスピレーションを受けて作られました。映画はあんまり大したことなかったんですけど(^^;)、「THX1138」という映画で、人類はもはや地球上では生活できない状況にあって、地下都市に潜って生き延びていました。狭い空間ですから、宗教や思想から好き嫌いの痴話げんかまで・・・人間らしい感情や思考は狭い空間では秩序を乱すだけと、人間全員に精神安定剤を飲ませて、感情のない世界になっていて、そこで人々はもはや名前でなく番号で管理されているというストーリーです。
主人公はひょんなことから精神安定剤を飲まず正気に戻り、そんな中で99番と記された女性に恋をしてしまう。それがこの歌になっています。

1980年にリリースされた「HYDRA」というアルバムに収録されていましたがHYDRAって、ギリシャ神話に出てくる怪物の名前・・・そしてこの「99」といい、テーマ設定がプログレ好きだった僕には、スマートな演奏だけじゃなくてこの怪しさも惹かれた理由の一つでした。

1980年はアメリカの片田舎の大学の学生寮で生活していましたが、授業が終わって夕食の時間までって、寮の各フロアでバカでかい音量でいろんな音楽がかかってるんですよ・・・まぁ学生寮といっても、12-18階建てのかなり立派な建物なので、各フロアで2-3人ずつ、自宅から持ち込んだ大出力のオーディオでガンガン鳴らす。それが12フロア以上あるんで、正直夕方は狂気の世界でしたね・・・
そんな中で、この99はシンプルな音作りと覚えやすいメロディとタイトルで、ものすごく印象に残っていました。

実はTOTOの曲では、もっとヒットした有名曲、「ロザンナ」「アフリカ」などより、シングルカットされていない曲にめちゃカッコイイ曲が多いんです。僕としてはそういう曲やりたくて、1曲はオケ、ほぼできつつあるんですけど・・・声が高すぎて歌えない例のパターンにハマってます(´;ω;`)

99は(たしか)ギターのスティーブ・ルカサーが歌っていたと思うんですけど、この曲だとなんとうれしいことに僕の声域でも大丈夫で、曲も好きですけど、それ以上に声の都合でTOTOカヴァー第1号になりました。

【歌詞の意訳】=====

99、長いこと待ってたよ
ああ、99、僕らはどこで間違えたんだろう
ああ99、愛してるんだ
僕はずっと君のこと、傷つけてたね
でも、君と離れるなんてできやしないよ
愛してるんだ

こんなことになるなって思ってもみなかったさ
君への想いは変らないんだ
もうこれ以上、君を傷つけくないんだ
うまくいくって思ったことなんてなかったよ
誰も責められないんだ
君を愛してるって、わかるだろ?

99、僕の手を離さないで
ああ、99、誰も僕のことなんて知らないんだ
愛しているよ

こんなことになるなって、思ってもみなかった
僕の想いは変らない
もう君を傷つけたくないんだ
うまくいくなんて思ってもいなかった
誰のせいでもないんだ
君を好きだって、わかるだろ?

もう我慢できないよ
僕らは固く結ばれてる
99、愛してるよ

【ジャケ写真】=====

ちょうどこの曲の当時の学生寮の部屋。ただし、ステレオを持ってる友人の部屋に夕食までおしかけて、自分の好きなLPを大音量で勝手にかけていたときの写真です(^^;) 迷惑な日本人だ・・・

プロダクト説明

【制作裏話】=====

打ち込みが苦手なのはいつも公言しておりますが・・・今回、耳コピしながら打ちこんでいくときに、構成がとてもシンプルなことに改めて気づきました。それでもこれだけキャッチーで、聴いてすぐにTOTOの音だってわかる曲作り・・・ すごいです。

僕ごときに改めてすごいといわれる筋合いもない、大御所のTOTO。構成はシンプルでも、リズムやリフや、ちょっとしたところがとても効果的にあしらわれてこういうサウンドになるのだと、非常に勉強になりました。もう1曲の方は、ヒット路線じゃないんですが、その分、さらにTOTO節が炸裂しているので、ある程度できた時点で通して鳴らしたときに自分が打ちこんだとは思えないカッコよさでした(大丈夫ですかね、こんな脳みそで・・・)実際に自分で弾いたら、ぜったいこんな歯切れのいいリズム打ち出せないなって思ったんです。

この99は、まだソロもゆっくり目だし、曲の最後のギターソロも、歌は無しで長いので、半分にしちゃいました。おかげでなんとか自分で弾ききりましたが・・・やっぱりリズムや一音ごとの正確な手の動きがずれていて・・・自分はギタリストじゃないなぁといつもの反省。

DAW:Studio One 4 Pro
I/F:Presonus Audiobox iTwo
MIC:Rode NT2
ギター:Fernandez ストラトタイプ
Vocal Tracks:リードヴォーカル
      コーラス上
      コーラス下  計3トラック

使用したプロダクト

マイク
RODE NT
モニター
MACKIE HR, SONY SMC MDR
コンピュータ
Windows PC Windows PC
エレクトリック・ギター
FERNANDES FERNANDES
音楽制作アプリケーション
PreSonus Studio One

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  • AOR
  • カバー作品
  • "99"
    TOTO
    (jasrac) 0N0-8821-6
2019/08/11 18:49