白い花の丘〜時を超えて

Lina

作品紹介・説明

10年ほど前に
アイチハルさん、sa-saraさん、SaaNaさんの
コラボ曲で「白い花の丘」という作品がありました。
この曲がとても好きで、この10年間
心が弱ると聴きたくなり、聴いては励まされてきました。

3ヶ月前くらいに
sa-saraさんがこの曲のことをツイッタで取り上げてまして
そのコメントに「いつかカバーできればと思ってます」
と書いたところ「是非是非!待ってます!」とお返事いただいたのがきっかけで
1ヶ月ほどひたすら練習して聴いていただきまして
その後、恐れ多くも自分なりの歌詞を書き直させていただき
ピアノ弾き語り版リメイクさせていただきました。
これは自分の言葉で歌った自分のためのリメイク版ということで
これからもずっと何かの折に歌っていく作品にさせていただこうと思います。

弾き語り一発録りなので何かと耳障りが多いかもしれませんが
暖かい心でお聴きいただけると感謝です。

※sa-saraさん撮影の写真を使わせていただきました。 

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リメイク版歌詞について

アタシの父は満州生まれの満州育ちです。
先に満州に渡っていた祖父のもとに
おそらくお見合い写真だけを頼りに
祖母が二十歳くらいの時に1人で満州に渡り結婚しました。
(生前、まだアタシが子供だったので本人からは話を聞いてないのです(泣))
そしてすぐに次々と4人の子供を産みましたが
祖父は病気を患い30代で他界してしまいました。
それから父が18歳の時に日本の大学へ進学させるため
父1人を日本へ帰国させたそうです。

あの時代きっとこんな話は決して珍しい話でなく
おそらくどこにでもあった話だと思います。
親戚には兵士として戦場で戦死した人もいます。
うちの場合、その後無事に家族5人
日本へ帰国することができたので運が良かったのだと思います。

ただ戦後の平和の中で生まれ育ったアタシには
海を渡った勇気と決断とか
祖父を亡くした後の生活の不安とか
4人の子供の将来や母国に帰れる時が来るのか?
父を進学のため1人で帰国させた時の心配や不安
もしかしたらそのまま生き別れてしまうことも考えていたのか。
それでも帰国させたい強い思い。
そんなことを大人になって祖母が亡くなった頃から考えるようになり
いつかそんな思いを歌にできないかな
なんてことを随分前からどこか頭の片隅に置いていました。
白い花の丘の歌詞を新たに考えるとなって
もう迷うことなく、リンクしました。

同時代に生きていた人がそういう体験をしていて
実体験談を本人から聞けたというのは
アタシくらいの年代が最後かもしれません。。。

使用したプロダクト

音楽制作アプリケーション
Apple GarageBand
エレクトリック・ピアノ
YAMAHA CLP
マイク
M-AUDIO Solaris
コンピュータ
Apple Mac

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歌詞

過ぎた日の写真 見覚えのない 色あせた街並み
若い二人と 笑う子供たち やさしい時が写る

生まれた国を 遠く離れて 愛する人の下
一緒に生きたはずの その場所は
何も残らず 消え去って

遠い空の向こう遥かに 思いを馳せれば
語ることなかったその声が 風に乗り聴こえてくる

残された想い 守り通した 命を繋ぎながら
やすらかな日々 いつか来ることを 祈り続けて

あなたの胸に 咲く白い花
舞い散って 愛する人の下へ  時を超えて

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2019/08/12 20:45