ブランコ

4beats

作品紹介・説明

もしもシリーズ第2弾
《もしも私がフランス人のシャンソン歌手のおばさんだったら》
という副題がついております。

2019.11.17 於:117-55(大阪・枚方)

使用したプロダクト

レコーダー
ZOOM H
アコースティック・ギター
YAMAHA YAMAHA

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歌詞

《ブランコ》
朝もやの公園に独りたたずめば、音も無く浮かんでくる、若き日々の追憶
ぼんやりとブランコの下の水たまり、映った私、化粧が落ちて年がわかるわ

バラのまわり飛び跳ねていた、鮮やかな記憶の遠き日々
街の一番大きな通りに、私の名前つけて踊ってた
得意げな顔で角のカフェで唄った、あなたはいつもコーヒー運んでた
ある日街のはずれの遊園地、冗談半分、誘ってみた
大きな乗り物よりブランコが、好きと言ったあなたに惹かれた

部屋の鍵と2つのマグカップ、他には何もいらなかったわ
たぶん夢を食べていたのね、つかの間だけの幸せ
間もなく子供が産まれ、日々の暮らしに追われ始め、私はあなたに八つ当たり
暮らすためにもう一度、唄うわと告げた時から
もともと無口なあなたは、何も喋らなくなっていった

初めて私を殴ったのは、やっとこの子が歩き出す頃
いつも場末のクラブで、グラス片手に唄ってた頃
次の日の朝、私の寝ている間に、あなたはこの子を連れて消えた
誰のせいでこんな暮らし、酒を浴びる浴びる毎日
遠く揺られてみても、ブランコなら戻ってくるのに

涙の出なくなった私に、今日も通り雨が打つ
唄っては通り過ぎる街、いつも心に風が吹く
あなたはどこに、ひとのうわさの頼りなさ、さまよう街も残り少ない
そんな日々が15年も、やっと忘れかけていたのに
昨日この街の花屋で、働く子供を見つけた

すぐにわかったわ当たり前ね、なぜか怖くて逃げ出しそう
震えながら店に入って、何も言わずバラを一輪
僕も好きなんです、この赤いバラ、オヤジが好きだから似たのかな
つつむ小指にトゲが、赤い赤い血がこぼれる
慌ててハンカチ出すと「いいですよ」と指をくわえた

後をつけて家がわかった、出迎えたのは私くらいの人
笑いながら何か話して、肩を抱いてドアを閉める
あなたはたぶん、この家の中、その時やっと気付いたわ
違う道を歩いていたのね、引きずられてたのは私だけ
目の前が回り続けた、遠いあの日のブランコのように

青い青い夜の片隅、揺られ続けて思った
私を支えていたのは、唄うことだけだったのに
旅の終わりに添える唄は、いったいどこにあるの、私の唄は今は影をひそめてる
朝もやの公園のブランコ、水たまりに顔が映るわ
化粧がすっかり落ちて、年がわかってしまうわ

音も無しに浮かんでは消える、若き日々の追憶
ララララララ・・・・・・・・・ララララララ・・・・・・・・
ララララララ・・・・・・・・・ララララララ・・・・・・・・

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11:47 / 128kbps

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2019/11/18 11:36