弦楽アンサンブル用の習作の第3弾です♪♪♪
今回は初めてパッサカリア風の曲に仕上げてみました☆彡
プライベートでリスナーとしてここ数年、一番聴いてる音楽が旧ソ連最大の作曲家ショスタコーヴィチなんですが、彼の作品群の一つの特徴として、交響曲や協奏曲等、多くの作品の肝となる部分でパッサカリア形式の音楽を書いている事です。
パッサカリアは数小節~16小節ほどの低音の基本形パッセージ(フレーズ)の上に次々と旋律を重ねてながら変奏する形式で、かなり古い時代から続く舞踏曲の一種なんだそうです・・・ちなみにオーソドックスなパッサカリアというものを実は全く聴いた事が無いのですが。。。
今回はショスタコーヴィチの作品の中でパッサカリア形式で書かれた作品、特に、
・ヴァイオリン協奏曲第1番の第3楽章
・オペラ『ムツェンスク郡のマクベス夫人』のパッサカリア(3番目の間奏曲)
を念頭に置いて作ってみました♪♪♪特にヴァイオリン協奏曲の方を知っている方は、変奏の元になってる低弦の基本旋律がショスタコーヴィチの作品に酷似してる事に気が付くと思います。
・・・もちろんショスタコーヴィチの作品の完成度と深みに比べれば足元にも及ばない曲ですが・・・
今回は特にクラシックを聴きなれてない方には難易度が高いと思います。
曲のダイナミクスの変化も激しく(最大音と最弱音の差が激しい)、ぼや~っと聴き流せる曲ではない感じかもしれませんが、出来得る限り弦楽アンサンブルの演奏のノリを出そうと工夫はしたつもりです♪♪♪
・・・まぁ暗黒音楽として定評のあるショスタコーヴィチの模倣を多少なりとも試みたので、当然、非常に暗い曲なので覚悟して下さいね(笑)
使用音源はNative Instruments の String Ensemble です♪♪♪
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Cubase Pro 10 , Native Instruments String Ensemble