1959年に22歳の若さで飛行機事故のため他界した偉大なるロックンロールオリジネーター、バディ・ホリーの生前最後のシングル曲です。(1959年1月リリース。録音は1958年10月21日)
作詞作曲はポール・アンカ(当時まだ17歳!)。僕は若いころはこの曲があまり好きではありませんでした。まずストリングスが入っていてビートに乏しい、そしてバディ・ホリーの自作ではないetc…
しかし歳をとってくるとだんだん「これはこれでいいなあ」と思うようになりました。今では大好きです。(バディ・ホリーの曲はすべて好き)
大瀧師匠も「アメリカンポップス伝」の中で「バディ・ホリーはこの曲の頃にはポップスへの路線変更の兆しが見えていた」と解説していました。
今回のバージョンは1996年にバディ・ホリーの生誕60周年を記念してリリースされたトリビュートアルバムに収録されていたスージー・ボガスとデイブ・エドモンズのデュエットバージョンを参考にしています。
ギターはHIP SHOT製のBベンダーを初めて使いました。これはギターの2弦(B弦)をベントする機械式のデバイスです。4~5年前に購入してずっとほったらかしていたのですが、やっと実用化にこぎつけました。しかしこのBベンダー、文字通りHIPでSHOTして動かす仕組みのため弾きこなすのにかなりのコツが要ります。(立って弾かないとうまくいきません。座ったままでは難しい)
正月休みにいい気になってBベンダーを練習していたところ、翌日には腰がメリメリいうようになり、これでギックリ腰にでもなったら大変なので、取り敢えず今自分ができる範囲の演奏でまとめました。右がBベンダーをツインリバーブのシルバーパネルのアンプシュミレーターで鳴らしたもの、左がストラトのセンターとリアのハーフトーンをツイードのアンプシュミレーターで鳴らしたものです。
明日(2月3日)はバディ・ホリーの命日です。よろしければお聴きください。
RODE M3
Roland QUAD-CAPTURE
Fender vintage noiseless pickup
Martin 000-28 ECmodel
HIP SHOT B BENDER
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