「ムービング・コイル」って、何さ?
お馴染みの「ダイナミック」マイクのことなんですが、「コンデンサー」マイクのように「方式」で表すと「ムービング・コイル」ってことになります…これはダイヤフラム(振動板)の外周に極細のコイルを円筒状に巻いた「ボイス・コイル」と、その円筒内に設置した磁石の電磁誘導によって発生する微弱な電流を出力する方式で、その重量と構造上「骨太な倍音」で「コンデンサー」マイクとの違いは、一聴瞭然です…
何故こんな説明をするかと言うと…
今回の収録で使用した「AKG D880」は、「ムービング・コイル」方式なのに「コンデンサー」マイクと言われたら「マイク・フェチ」でも区別が付かない出音…しかも「EQ補正無し」なのに「コンデンサー」並みに全域に渡って「滑らかな倍音」を乗せているのが凄い!…聴き比べると、その凄さが分かります↓↓…(^o^)/
『火サス「聖母たちのララバイ」岩崎 宏美』3ミクロン・スパッタで歌うと…(^o^)//
http://musictrack.jp/musics/85848
『火サス「聖母たちのララバイ」岩崎 宏美』5ミクロン・スパッタでも歌ってみた…(^o^)//
http://musictrack.jp/musics/85863
【編集後記】
ホントは「MCマイク」と書きたかったんですが…
ネットに押されているとは言え「TV世代」にとって「MCマイク」は「司会者のマイク」を意味するので、カタカナ表記にしてみました…「MC」は「ムービング・コイル」ですが、「MM」の「ムービング・マグネット」と言う方式も存在します…「レコード世代」には懐かしい響きですね、きっと…(^o^)///
※伴奏音は「YAMAHAミュージックデータショップ」MIDI データをダウンロードし「YAMAHA MU500」で演奏しています。
MacBook Pro (15-inch, Mid2012) MacOS Catalina, SSD
YAMAHA MU500 (MIDI TONE GENERATOR)
AKG D880
TC-HELICON VOICELIVE play
audio-technica ATH-D900USB (Analog mode)