筒美京平さんの訃報を知らせる記事の中に、筒美さんが残した作品が列記されていたのですが、その中にこの曲を見つけ、これもそうだったのかと驚きました。
「魅せられて」と「セクシャルバイオレットNo1」が同じ作曲家だとは!
筒美さんの作品はバラエティーに富んでいて、本当にスゴい方だったのだと改めて思い知りました。
そして、この曲のタイトルを見た時、真っ先に思い浮かんだのがdaitakaさんです。
この曲を私みたいな冴えないオヤジがカラオケで歌ってたら鼻についてなぐられそうですが、その点daitakaさんなら大丈夫。
男の哀愁とカッコ良さを全部ひっくるめて歌いこなして頂けると思った次第です。
daitakaさんにはご快諾頂き、久々のコラボと相成りました。
daitakaさん、期待以上の渋く痺れる歌声を、そしてステキなジャケ画もありがとうございました!
(ジャケ画はdaitakaさんの作品です)
くしくも先月26日は桑名正博さんのご命日。
桑名さん、筒美さんのご冥福をお祈りいたします。
ブログでも語っております↓
https://javajoe.hatenablog.com/entry/2020/11/22/065233
使用ギター : James Tyler
使用機材 : Kemper Profiler, Ovaltone OD-FIVE 2
今回は、桑名正博さんのオリコンNo1曲、「セクシャルバイオレットNo.1」。
この曲は、1979年(昭和54年)7月に、化粧品メーカーのキャンペーンCMソングとして発表され大ヒットしたんじゃが、当時の儂は、筒美京平さんは「歌謡曲の人」ちゅうイメージじゃったんで、「何でこんな軟弱な歌をバリバリのロッカーの桑名さんに歌わせるんじゃろう?」って勝手に思うとった。
もちろん筒美京平さんは、ええ曲がいっぱいあるちゅうのはよう知っとったし(なんちゅうても、「17歳」「また逢う日まで」等の作曲者じゃからね)、ヒット曲メーカーなだけに、聞く気がのうても耳に入ってくるけん自然と覚えた曲も何曲もあるよ。
で、筒美さんが亡くなられて、しばらくして、Joeさんから話が来たんがこの曲。
「そういやー、桑名さんが亡くなられたのは 2012年(平成24年)10月26日、同じ10月じゃった。」と思うて、あまり難しゅう考えずにすぐその話に乗ったんじゃけど、実際に歌ってみて、プロの作詞家、作曲家、歌い手、つまり、松本隆、筒美京平、桑名正博それぞれのすごさがほんまよう分かったっちゅうか、簡単に引き受けたことをちょっと後悔したよ(笑)。
そもそも、この歌は化粧品メーカーから指定された「セクシャルバイオレットNo.1」ちゅう言葉が先に決まっとったらしいんじゃけど、普通歌の題としては「セクシャルバイオレット」までで、これに「No.1」をくっつけると、ギャグになるちゅうかね。
そこを、しっかり魅惑の世界にもって行った歌詞、曲はKiss の「 I Was Made For Lovin' You」の日本版ちゅう感じちゅうたらえんかなあ、とても「木綿のハンカチーフ」や「17歳」なんかと同じ人が作った曲とは思えんかっこよさ。
ホンデ、なんちゅうても、桑名さんの歌のミーハーチックなカッコよさ。
正直、こんな歌「かっこええ、モテモテもてまくり男」が歌わんと様にならんのんじゃけど、儂自身はモテモテの経験がないケン(爆)これはもうしゃーないちゅうか、とりあえず、可能な限りの素敵な女性をイメージして(あくまで想像の世界じゃけど)、はい、もう最後は開き直りましたです。
正直、誘ってもらえんかったら、この歌自分からは歌わんかったじゃろうし、プロ中のプロが作るとこんな恐ろしい曲ができるって、改めて気づかされたちゅうか、ほんまJoeさんには感謝です♫
で、今回は、原曲の軽さこそないんじゃが(その原因の大半は儂のボーカルが重いからなんじゃが)原曲よりもかなりロックぽいちゅうか、原曲以上のバリバリのJoeさんのギタープレイがかっこええですよ。
先に逝かれた桑名さん、そして先日逝かれた筒美さんお二人のご冥福をお祈りいたします。
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