サイモンとガーファンクルの「アメリカ」です。
今年になって少し経った時に
音楽も含め落ち込んで居た時に
過去作を引っ張り出しながらやってました。
ポール・サイモンの歌を歌ってみたら
どうしてもガーファンクルのコーラスも
入れたくなりG Forceさんにお願いしてみたら
まぁいつもながら素晴らしい歌唱で歌ってくださりました。
自分の歌もがんばらなきゃと思っても
こんな感じでしか仕上げられませんでした。(^^;)
G Forceさん、
この度もいろいろとフォローも頂き
本当にありがとうございます。
また宜しくお願い致します。(^o^)
この曲が入っているアルバムは「ブックエンド」
一種のコンセプト・アルバム的な感じで、
プログレの夜明けを感じるような
フォーク・デュオと言われていたS&Gのイメージを
彷彿した感じもあります。
シンセも当時出たばかりなのに多用されていたし、
ベースの動きがまるでYESのクリスのようでした。
どの曲もストーリーのある歌で、
聞き流していられます。
今回、カバーした「アメリカ」は、
3拍子のゆったりとしたバラードで、
特に好きでした。
歌: KEN'S と G Forceさん
演奏、ミックス: KEN'S
YAMAHA MONTAGE ETC.
KENさんの歌うAmericaに、ガーファンクル役でちょこっと参加させていただきました。
僕はコーラスでも3声以上のハーモニーが好きだったり、当時フォークギターを弾く人たちが圧倒的にS&Gファンも多かったりで、天邪鬼な僕はちょっと背を向けていたんです。なので、S&Gはリアルタイムで知ってたし、アルバムも1枚は持ってたりしました。ただ、自分では積極的に聴いてこなかったし、演奏・歌もやらなかったんです。
でも時を経て、そういう変な(若気の至り)こだわりも消えて、今は普通に聴くようになりました。この曲「America」は、プログレ・バンドのYESもやっていて、そっちは全パート覚えているくらい聴き込んでいたので、この本家バージョンを聴いたときには最小限の音と繊細な2声で歌われる高度な響きが新鮮でした。
この歌詞にでてくる土地の名前・・・実はほとんど行ったことがある(ただ近くを通過しただけがほとんどですが)んです。大学時代の夏休み中、僕が住んでたイリノイ州から、マサチューセッツの友達のアパートに夜通し一人で運転していくんです。ある年、途中でインターステーツのフリーウェイの道路工事があって、ちょっとややこしい迂回コースになってました。夜中の一人ドライブで、しかもアメリカの田舎の夜ってほんとに暗いんですよ・・・フリーウェイに街頭なんて無いし。で、道間違えちゃって、気づいたときにはもう北へ300キロほどずれてミシガン・・・街の標識みて「え?え?」ってなりましたよ・・・
で、間違いに気づいてそこから南東へショートカットできるように南下していったんですが、今度は初めて通るルートだったのもあるし、大幅に道間違えて遠回りして疲れたってのもあるのかもだけど・・・こんどはフィラデルフィアまで南下しすぎた・・・・(@_@;)
行って来いで700キロちかい遠回りしたので、普段なら一晩1600キロの筈が2200キロ超え・・・翌日の昼過ぎに友達のアパートにたどり着いて、そのまま爆睡。そのときにみた地名がたくさん歌詞に出てきます。
なので、僕にはプログレの曲として、そして一人で長距離ドライブしまくってたアメリカ大陸の記憶、そういうのが、今回歌うために聴き込んでいたらたくさん思い出しちゃって・・・ちょっと感傷的な気持ちになりました。
それというのも、オケの音がいいですよね・・・アメリカの田舎といっても、ほんとに広い国なのでいろんな景色がありますが、この曲に歌われていた中西部・北部(ミシガン)から東部(ニュージャージー)にかけての田舎の空気感がすごくあるんです。
そんなオケで、当時もっとも美声と言われていた一人、アート・ガーファンクルのパートで参加させていただけて、光栄でした♪
ちょっと哀愁があり、そしてヴェトナム戦争で疲弊したアメリカ、ソ連との冷戦常態化など、大人都合の世界に嫌気を感じる当時の若者の感じ・・・そんな雰囲気を感じていただけたらと思います。
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