冬の到来、ボクたちは
焚き木拾いに野をかけまわる
はるか遠くは、けむる山々
今はむかしの里の風景

焚き火、焼き芋ぱちぱちと
煙りたなびき、屋根を越してく
茜に染まる空に星ひとつ
瞼に浮かぶ子どもらの顔

背中に入る北風も
忘れるほどに夢中であそぶ
かまどの釜がばんげのしらせ
早く帰ろう、星が降るから
 
仕立て直したちゃんちゃんこ
母が繕う働くその手
冬が来るたび、春が来るまで
ボクの背中をさすってくれる

柚子の黄色が好きな色
母が好きだった柚子のあの木は
今はないけどいついつまでも
ボクの心に思いは募る 思いは募る

2020 12 12

〜附曲をいただきました〜

作品紹介・説明

ぺん

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