VoicePoem『「徒然の戯言」より』
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この曲の歌詞
(現代詩/「gui」90号掲載)
「きみの舌の使い方」
僕はうしろを向いて舌をペロッと出す
焼肉で一番カロリーが高い部位はタンである
牛も、豚も
タンは旨い
僕は真正面でも口腔内で舌をアクションする
うしろでも正面でも舌を抜かれたくないから
そっと舌を、仕草をする
舌 ざわり
舌 からめて
舐める
僕
の
吸い口 、
君
の
吸い口
きみの舌の使い方はどうなんだ
きみの舌の使い方さえ忘れてしまった
「月のご機嫌」
月は上弦と空にあって
星は曖昧に空にあって
彼らのいる場所にアクションペイントを試みる
月が反転すると、星は毅然とする
雲といえば闇を探し疲れている
リリックは、実にそこら中に転がっていて
泣かそう泣かそうと手ぐすねを引いて
そこら中に転がっている
モダニズムは
赤い月
を美しいと思うのか
不吉だと思うのか
吟遊は徘徊して浮遊して行き倒れる
リアリズムの悲劇は、数多の少女の高みを砕き
ののじ ののじ のゆびのあと
ためらいは傷みとなって残り
言い訳のできない逃避行への曳航
クレジット ORIGINAL
- 作詞
- 石川道生(現代詩)
- 作曲
- SOULBOX
- 編曲
- SOULBOX
作品紹介
この作品は、七里さんの知人で 石川道生さんのVoicePoem『「徒然の戯言」』の
BGMとして「ラフのテーマ」を使用させていただいた作品です。
朗読:山中真知子(gui同人)
詩:石川道生(gui同人)『徒然の戯言』より「きみの舌の使い方」「月のご機嫌」
音楽:SOULBOX「ラフのテーマ」
構成:七里
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