バックミラー
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歌詞本文
送る人のいない帰り道
もうあの交差点を
右折することはないのだろう
間の抜けた助手席には
手遅れの人恋しさが
あの日のまま座っている
窓を流れる景色に
映り込む寂しさは
大袈裟に擦っても まだ消えない
カーラジオから聴き飽きたはずのバラード
「さよなら」の歌詞が胸をつねる
並んだテールランプの色が滲んで零れる
また会いたい…
待ち人のいない信号機
繰り返す意味をただ
問いかけるように見つめる
先回りした曲がり角
優しさは遠回りして
大切な約束には間に合わない
窓を開ければ夜風が
思い出をさらうだろう
昨日より少しだけ 夜明けが近い
ナトリウム灯が優しく包む車道
行き止まりまでを教えてくれる
覗いたバックミラーの面影を振り切って走る
もう会えない…
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