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いつか山頭火

  • フォーク
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この曲の歌詞

いつか山頭火


1 あわれ   山頭火 しぐれゆく うしろ姿

分け入れど 青い山 どこまでも 続く道

愛を くれた母は     かなたの星になった

命は どこへ行った 心は どこへ消えた

少年の頃のあどけない 夢や希望は流行り病(やまい)

家を捨て 生きてゆくのは 言うほどに たやすくない

いつか 山頭火 風に吹かれ 旅の空

いつか 山頭火 見上げれば 下弦の月



2 されど   山頭火 月は満ち やがて欠け

北へ 北へと 歩く 終わりなき 一人旅

時は 駆け足で     すでに追いつけない

握りしめてた地図は もう何も教えてくれない

昨日までの過ちに満ちた  生き方を悔やむことはない

もう自分を責めなくて良い  キズもの まがいもの 

いつか 山頭火 気がつけば 涙の川

いつか 山頭火 コロコロと 鳴く コオロギ

いつか 山頭火 木枯らしに   背中丸め

いつか 山頭火 草を マクラに   眠りたい

クレジット ORIGINAL

作詞
バンカース浜中
作曲
バンカース浜中
編曲

作品紹介

ずいぶん前の話になりますが、精神的に少し不安定だった30歳代後半に【種田 山頭火】をリスペクトしていました。
山頭火をご存じない方のために少しウィキペディアから紹介文を引用しますと、

【種田 山頭火】(1882~1940)戦前日本の俳人。自由律俳句のもっとも著名な俳人の一人。
山口県の大地主の子として生まれるが、幼少期に母親が自殺。早稲田大学を中退後、家業の酒屋を手伝い結婚するも、父親の放蕩と自らの酒癖のため破産。その後妻子を捨て、雲水姿で西日本を中心に旅し句作を行い、享年58歳旅先の松山市で生涯を閉じた。

代表句   うしろすがたのしぐれてゆくか
       酔うてこほろぎとねていたよ
       分け入っても分け入っても青いやま
       どうしようもない私が歩いている  他

この曲は山頭火のオマージュとして一昨年に歌詞を書き始め、数度のお蔵入りを経て昨年年末ようやく完成させた作品です。
リスペクトしていた30歳代後半当時は、山頭火のように仕事も家族も投げ捨てて、好きな俳句を作りながら全国を旅をする生き方に憧れ、何度か夢の中に雲水姿で旅をする自分が出てきたりしたものですが、今50歳を過ぎた自分がそうなった状況を想定した場合、とてもそんな
過酷な生活は出来ないとリアルに考えてしまいます。
この寒い夜に、外で寝ること自体たとえ一日でも今の自分では無理です(笑)。
世俗を捨てて自由に生きてゆくって言うことは、裏返すとそれだけ厳しい現実に耐えてゆくってことなのでしょうね。

なんか難しいお話になってしまいましたが、作品のほうも同様に暗く重いです。
どフォークのお嫌いな方にはお勧めできませんので、先にお詫びしておきます(笑)。

コメント32

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