新・イメージの詩~僕の来た道 / よックンロール
- フォーク
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この曲の歌詞
「新・イメージの詩~僕の来た道」
物心ついた時には鉄腕アトムが
僕の心を占領し憧れのヒーローだった
家の前の道路はまだ舗装もされてなく
ろばのパン屋さんが時々やって来たりした
砂利を敷き詰めた近所の公園では
野球もしたし もちろん かくれんぼなんかもした
蓮の花が咲く沼ではいつもドロドロになって
ギンヤンマのヤゴなんか捕まえたりした
学校の帰り道たまたま10円玉を拾って
交番のおまわりさんに届けに行った
チクロ入りオレンジジュース1本と大きな揚げせん1枚が
買えるほど僕らには貴重なものだった
ある日向かいのケンくん家にカラーテレビが来て
「宇宙家族ロビンソン」を一緒に観た
初めて観る色鮮やかな画面に息を呑み
釘付けになり声も出なかった気がする
家から坂を上るとそこにはお菓子屋があって
その向こうには酒屋、八百屋もあった
お小遣い欲しさにいろいろお使いしたっけ
ちょっと遠くの肉屋には自転車をこいで行った
田舎のおばあちゃん家は古くてなんかヘンな臭いがして
イヤだったけど楽しい事も沢山あった
「お母さんには内緒でね」とくれた百円札も
みんなで観た野外映画も忘れられない想い出
ある時お金持ちの友達がテープレコーダーを持ってきて
面白半分に録音したりして遊んだ
友達の声はちゃんと同じに聞こえてるのに
自分の声だけ妙に気持ち悪い声に聞こえた
きっと輝かしい未来が僕をきっと待っている
うっすらとそう思い何も疑わずに明日を信じてきたよ
確かにすべてほとんどのものが便利に快適になって
だけど大切な何かを失った気がする
それを忘れずに生きていきたい
ご他聞にもれず学生時代は気の合った仲間と
バンドでオリジナル作ってライブもした
社会人になってみんな会わなくなってた頃
メンバーの一人が三階から身を投げたと人づてに聞く
ちょっとキツイけどいつのまにか会社にも馴らされて
不満も考えようによっては無いに等しく
たまの休日は何をして過ごそうかと
最愛の妻と悩むのもまた楽しいひと時
あれからもうすでに数十年経ち
本当に人型ロボットが動き始めた
ファーストフードや加工食品で抵抗力が落ち
平成の若人たちはハシカに倒れる
曖昧さが排除されたデジタル社会は
ありがちな些細な間違いさえ許すことなく
「安全に」「自由に」そして「さらにお徳に」と
その代償として不自由になる自分の事も忘れて
年々弱い個人への仕打ちは重く厳しくなり
生きる望みを失った人たちは人生との決別を図る
親方日の丸で平然と(国民の)血税を食い物にする
怠慢役人、政治家の責任はうやむやにされる
「いつになっても一向に楽にならない生活なんです」と
世のお父さんたちは小遣いを減らされ続け
小洒落たホテルのレストランではその奥様たちが
美味しいランチに会話の花を咲かせてる
いつの頃から正しい事がそう言えなくなってきて
誰がそうしたの?誰かがそうさせてるの?
暗躍してる陰の力・・・
夢を語る事さえ空しく響き 近くの友に語るではなく
小さな液晶画面に救いを求めて今日も夜の更けるのも忘れて
クレジット ORIGINAL
- 作詞
- よックンロール
- 作曲
- よックンロール
- 編曲
- よックンロール
作品紹介
歌の内容についてはそれぞれ受け止め方が違うとは思いますが。。
昨今のこの日本。「何か違うぞ・・」、
「何処かヘンだぞ・・」って思って。。
ボク的な「イメージの詩」であり、
「今日までそして明日から」みたいな思いで作りました。
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