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さようなら チエちゃん

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この曲の歌詞

はるか 向こうに見える   山を越えて 川を越えて
大きな森の その向こう   かわいいチエちゃんは 住んでいた

ちえちゃんは いつも笑ってる   ちえちゃんは いつも唄ってる
やさしい心の ちえちゃん     ららら… らららら 唄ってる

お部屋の中には お人形が   たくさん飾って ありました
チエちゃんは 森のお姫様   お人形達の 人気者

キラキラ 星の光るころ   白いお馬の 馬車に乗って
遠い世界に 旅に出た    チエちゃんは遠くに 行っちゃった

チエちゃんは二度と 笑わないけど   チエちゃんは二度と 唄わないけど
やさしい心の チエちゃん       チエちゃんは みんなの人気者

夜の空を 見上げてごらん   星になった チエちゃんが
どこかで キラキラ光ってる  ちえちゃんが キラキラ笑ってる

はるか 向こうに見える   山を越えて 川を越えて
大きな森の その向こう   かわいいチエちゃんは 住んでいた
    かわいいチエちゃんは 住んでいた

クレジット ORIGINAL

作詞
nakagawa hideo
作曲
nakagawa hideo
編曲
nakagawa hideo

作品紹介

チエちゃんは、僕の住む町でで3人しかいないという難病の少女でした。
身体が不自由なので普段は自宅での寝たきりの生活でした。
時々家に遊びに行って、部屋にある動物のぬいぐるみなどを使って即興で物語を作って遊ぶとチエちゃんは喜んでくれました。
ご家族の事情で兵庫県の施設に移ることになり、最後に一緒にカラオケに行きました。
しばらくして神戸で大きな地震があり、そのショックが大きくて、体調が思わしくない日が続いたそうですが、とうとう亡くなってしまいました。亡くなったときはまだ20代前半でした。
これからもチエちゃんのことを忘れないように、一緒に遊んだときの思い出を歌にしました。

チエちゃんは、兵庫県三田市にある施設で暮らしていました。
ご両親は月に何度かチエちゃんに会いに行かれていました。
丹波下山にある京都でてこいランドは、ちょうど京都と三田の間にあり、車で走る場合の抜け道になっています。
チェちゃんに会いに行かれた帰り道に、でてこいランドに顔を出されることもあり、立ち話をした記憶もあります。

チエちゃんには妹がいて、阪神大震災の時にちょうど兵庫県の大学に行っていたそうです。妹さんも地震で交通網が寸断され、京都に帰れず、大変な思いをして、数日かけてやっとこさ帰ってこれたそうです。
チアちゃんもかわいい女性でしたが、妹さんもとてもきれいな女性で、顔だけ見ていると、とても少林寺拳法を習っていたなんて信じられない雰囲気の人でした。

同じ難病のさおちゃんという女性の家にも時々遊びに行かせて頂いていました。
ご両親が美男美女で、さおちゃんもお人形さんのようにかわいい女性でした。
僕が出会った頃はもう体を動かすことも出来ませんでしたが、幼い頃は普通のこと同じように動けていたので、
さおちゃんの幼い頃の写真をみると、我が家の子供達と同じように楽しそうな笑顔をしています。

さおちゃんは10分~15分に一度、タンの吸引が必要だと言うことで、ご両親は交互に徹夜して、娘の看護をされていました。
ご両親は元々倉敷で暮らしておられましたが、さおちゃんが生まれた頃、この難病に対する最高の医療をしてくれる京大病院で治療を受けられるようにするため、京都に移り住むことを決断されました。
お父さんも自宅で仕事が出来るようにされました。

ある年、体調を崩して病院に入院していたさおちゃん。
お母さんが「そろそろ退院出来そう」と、明るく話されていた直後、容体が急変、さおちゃんは亡くなりました。
しばらくして新聞にも大きく取り上げられ、医療過誤「京大エタノール事件」といして話題となりました。

さおちゃんの容体が急変した原因は、似た容器に入っていたアルコールを、看護師が水と勘違いしたことが原因です。

当時の主治医はきっと優秀な人だったんだと思います。
でも、ミスの報告を受けた後の対応に問題がありました。
家族に事故のことを隠蔽しようと画策したのです。
悲しみにうちひしがれるご両親に、遺体を献体して欲しいとも伝えたそうです。
証拠を隠滅しようとしたかったのではないか・・・、そう疑われても仕方ない言動をしました。
医師の責任は重い・・・、そう思いましたが、結局裁判では無罪と判断されました。
医療裁判は、難しい。
医療ミスをなくす取り組みも、あれから少しは進んだようです。

さおちゃんは17才でなくなりました。
重大な医療事故をなくす取り組みは、まだ十分だとは言えません。
大病院の圧力に屈することなく、医師や専門家が純粋に医学的な見地から自由に発言できる体制を作る必要があります。そうしないと公平な裁判は行えません。

医療事故に、直接警察が関与し、刑事事件として扱う体制にも問題があります。
医療関係者からの真実を明らかにするには、航空機事故の時のような、専門家によるしっかりした事故対策のシステム作りが必要ではないでしょうか。医療者だけに有利になるようなシステムでは意味がありませんが。

以前、マイサウンドに登録していました。再掲載です。
確か、midi音源をパソコンから流し、ラジカセで録音しました。

写真は、チェちゃん達と卓球をして遊んだときのものです。
卓球といっても、普通の卓球とは少し違って、卓球台の正面と左右に一人づつ座り、かまぼこ板を少し長くしたようなラケットで、転がってきたピンポンを押し戻します。
一つの卓球台に6人が座ります。
手が自由に動かない人には、介護者がサポートにつきます。
だから、最高12人が卓球台にくっついて遊びます。
それなりに楽しく、盛り上がります。卓球バレーとよぶそうです。

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