帰郷
- フォーク
- 30 再生
この曲の歌詞
帰郷
時間に追われる暮らしの中では
時は人を選ばず流れることを忘れる
街にも部屋にも時計はあるのに
昨日と同じ明日が来ると思い込む
そして突然思い知るのだ
時間はすべてを変えていくものだと
昨日と同じものなど何一つない
花は散り 色は褪せ 人は老いていく
その電話を受けたとき すべてのものが止まった
そして 見ないようにしてきたものが
不意に後ろから立ち上がり 肩を摑まれ
現実が雨のように降り注いできた
心はうまく動いてはくれずに 逃げ道ばかりを探し始める
まるで誰かに言い訳してるみたいに
同じ言葉ばかりがぐるぐる回っていた
あんなに元気だったからって、だってあんなに元気だったからって
いつしかあれから一年が過ぎていた
毎日相変わらず時間に追われてる
でも休みの日にはこうして帰ってくる
ドアも窓もカーテンも閉じたままの家
雑草が庭じゅうに吹き出している
この間 草取りをしたばかりなのに
しぶとい草を指でつまみあげながら
ふと思う そうだ これが命
いろんなことがあった家 けれど最後は 必ず
自分を受け入れてくれたところ
今 一人の時間を黙って過ごしながら
誰かと長く話し込んだような気が
心は荷物を降ろしたみたいに 明日からのことを思い始める
まるで誰かに肩をたたかれたみたいに
暖かなものが胸に静かにしみわたる
今日はそろそろ帰るから 自分の手にした家に
幸一朗は背が伸びて 声も低く変わった
少し淋しいけれど 頼もしくなったよ
命とか愛とか人生とか 堅い話を そのうちしてみたいよ
時の流れが連れ去るもの 時の流れが残していくもの
いろんなことに泣いたり笑ったり そうして生きていく
意味のない仕事が追いかけてくるけど 素敵な笑顔をくれる人もいる
いろんなことを受け止めて 味わって そうして生きていく
自分の歌を歌いながら 明日も生きていく
明日も生きていこう
クレジット ORIGINAL
- 作詞
- 齊藤信幸
- 作曲
- 齊藤信幸
- 編曲
- 齊藤信幸
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