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気がつけば旅人

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この曲の歌詞

気がつけば旅人

気がついたときは列車に揺られていた
しかもいつのまにか旅のなりで荷物を背負って
懐かしい人が窓の外で手を振る
少しぼやけているけど笑ってるようだよ
傷ついた人には北が似合うらしい
少なくとも演歌ではそういうことになっている
バカ騒ぎするなら南がいいらしい
強い酒を浴びながら歌って踊って狂う
ああ 列車は走り続ける
乗客の都合は一切きかずに
ああ 列車は走り続ける
楽しそうな人 寂しそうな人 猫も鳥も草も
みんな みんな この旅の道連れのようだ

どこへ行くのかも 到着時刻も何も
教えられずに切符だけをただ渡されたから
適当な推理 憶測 果ては妄想
不安はまことしやかな噂となってめぐる
「すべてお見通しの存在を知ってるかい?」
「日頃の行いで行く先が決まっちまうんだぜ」
「政治家に人気の特別専用車は 
実はゴミ収集車で運転手は猿らしいぜ」
ああ 列車は走り続ける
逃げ水や虹を追いかけるように
ああ 列車は走り続ける
ヒドリのときも寒さの夏も 朝も昼も夜も
昨日も今日も明日も そして明後日も

本当は薄々気づいているけれど
終着駅の名前を口にするのはタブー
それでも偶然乗り合わせたあなたと
旅を続けられるならもうそれでいいじゃないか
ああ 誰もが生まれた瞬間
大切なものをひとつ預かる
ああ 次へとそれを届けよう
みみずもおけらも うちの三毛猫も 気がつけば旅人
みんなみんな ほらそうして いるじゃないか

クレジット ORIGINAL

作詞
齊藤信幸
作曲
齊藤信幸
編曲
齊藤信幸

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