musictrack
/

天ぷらそばを待ちながら

  • 131 閲覧

歌詞本文

蕎麦屋のたたみで 蕎麦待ちながら
格子戸 細めにあけて見る
町屋はしのつく雨がふる
ずぶぬれ男が 堀端の
柳くぐって駆けぬける
なにをしでかし どこへいそぐか
見かけぬ顔だ… 捕物帖が
始まりそうだが 空きっ腹
たのんだ蕎麦は まだかいな

蕎麦がくるまで 板わさつまみ
蕎麦前 呑みつつ いましがた
消えた男の 覚え書き
三十路も半ばで 瘦せぎすで
肌は浅黒 太刀持たず
やくざな風情 もしや商人
どしゃ降り雨に… 十手の出番
なければいっそ さいわいさ
てまえの蕎麦は まだかいな

蕎麦屋は繁盛 煮だしの匂いに
どっぷりつかった 客たちは
走る男にゃ気がつかぬ
雨脚 町すじ 煙らせて
うどん一尺 蕎麦八寸
尺五の十手 胡坐に抱いて
蕎麦屋は藪で 結構だけど
目明しさんには やっかいさ
天ぷら蕎麦は まだかいな
まだかいな

作品紹介

蕎麦前:酒

うどん一尺 蕎麦八寸:江戸そばの伝統で、そばの長さは八寸(約24センチ)、うどんは一尺(約30センチ)が標準だったとされる。

こちらでお聴きください。

コメント0

コメントを読むには、ログインが必要です。

このアーティストの他の作品

はずかしながら たとえれば
野に咲く目立たぬ 花がいい
ひとときひらいて
ひっそりしぼむ 花がいい
331
詳細
悪事を語るわれらに
くつろげる場所があるとすれば…
どこだ…
椅子にからみついた
209
詳細
しらふで素通りできないよ
寄りみち酒場は 酔いどれ小町
昭和の香りを残してる
お店の造りも うれしいね
268
詳細
もっと見る

この作品をシェア

SNSでシェアしたり、リンクをコピーして共有できます

シェアした内容は公開設定に準じて表示されます。
公開範囲が「会員のみ」の作品はmusictrackにログインした会員以外は閲覧できません。