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029 クラリネットを演奏する少年の詩

  • スクリーンシネマ
  • 16 再生

この曲の歌詞

クラリネットを演奏する少年の詩
(El poema del niño que toca el clarinete)

静かな街の片隅で
少年がクラリネットを吹く
夕暮れの風にのせて
想いを音に変えてゆく
失くした笑顔を探すように
ひとりで奏でるメロディー
遠くの誰かの心にも
届くと信じている

星の灯りが滲む頃
少年は目を閉じていた
あの日の母の子守唄を
心でそっとなぞってた
涙がひとつ落ちるたび
音色はやさしく震えた
誰かを癒すその響きが
夜空に溶けてゆく

クレジット ORIGINAL

作詞
のりちゃん+ai
作曲
のりちゃん
編曲
suno ai

作品紹介

ショートストーリー

静かな街の裏通り。
夕暮れがレンガ色に染まるころ、少年はいつもの場所に立っていた。
手にしたクラリネットは、少し傷がついている。母が生きていた頃、一緒に選んだ楽器だった。
最初の音を吹き込むと、街は一瞬、息を止める。
風が旋律を運び、路地の角を曲がり、見えない誰かのもとへ流れていく。
少年は笑顔を探すように、ただひとりで音を重ねた。
母を失ってから、言葉はうまく出てこなくなった。
でも音だけは、心の奥から溢れてくる。
あの日、眠れぬ夜に母が歌ってくれた子守唄。
それをなぞるように、指は自然と動いていた。
星の灯りがにじむころ、少年は目を閉じる。
涙が一粒、楽器の上に落ちた。
すると音色は不思議とやさしく震え、夜空へと溶けていく。
その音を、誰かが遠くの窓辺で聴いていた。
疲れた一日の終わりに、ふと心が軽くなる。
少年はそれを知らない。
ただ信じている――この音が、誰かの痛みにそっと触れることを。
やがて最後の音が消えると、街はまた静けさを取り戻した。
少年はクラリネットを胸に抱き、小さく微笑んだ。
失くした笑顔は、まだ見つからない。
けれどその代わりに、今日も誰かの心に、あたたかな灯りを残していた。

動画リンク
https://youtu.be/6hpE1QuhEWM

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