パンの耳
- 演歌
- 16 再生
この曲の歌詞
パンの耳はおふくろの味
パンの耳はおふくろの汗
パンの耳はおふくろの涙
おれの子供のころだった
親父を戦争で奪われて
頼る身寄りもないままに
女手一つのおふくろは
働きづめの日々だった
朝から晩までパン工場
帰りにゃいつもパンの耳
ビニール袋にさげてきた
おやつはきまってパンの耳
バターもつけずに食べていた
パンの耳はおふくろの味
パンの耳はおふくろの汗
パンの耳はおふくろの涙
小学生のときだった
ある日先生に呼び出され
月謝をとりに帰りなと
いわれてうちまで駆けてった
そんなの無理だと泣きながら
暗い小部屋のお膳には
小皿に盛ったパンの耳
なぜだかしょっぱい味がした
柱時計の音だけが
チクタクチクタク鳴っていた
パンの耳はおふくろの味
パンの耳はおふくろの汗
パンの耳はおふくろの涙
中学校をでてからは
汗にまみれて町工場
くじけそうになったとき
パンの耳をかじっては
負けちゃだめだと戒めた
あれから何年立ったろう
いまでも時々かじるのさ
おれがぐれずにすんだのも
貧乏に負けずにこれたのも
パンの耳のおかげだと
パンの耳はおふくろの味
パンの耳はおふくろの汗
パンの耳はおふくろの涙
クレジット ORIGINAL
- 作詞
- 茨一径
- 作曲
- 茨一径
- 編曲
- 茨一径
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