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鳥を捕るひと/ボイスポエム+サウンド

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この曲の歌詞

現代詩

■鳥を捕るひと

銀河鉄道に乗りこんできた*
鳥捕りのおとこは
捕獲したばかりの
サギや雁たちの荷をほどき
あの世へゆく客たちに振る舞った
ペキペキと折られた
押し葉のような鳥の脚を
おそるおそる口のなかへ入れるたび
子どもたちの舌の上で
それはほんのりと
甘く 溶けていった…
(ものがたりのその時間に
 いくたびも戻って来られるように
私はその頁に折り目をつける)
だが鳥捕りの
それからの行方はわからない
列車は今も茫々と
天の河原を回りつづけ
折々サギたちの声がするばかり
(鳥捕りは一介の商人だったが)
けれども
くりかえし くりかえし
車輪の回る音が
にぶくつづくだけの真昼
夢の片すみで
うすももいろの糖菓子を
ひっそりかじっている子どもがいて
そんなとき 私は
(どこまでもどこまでもいっしょに)
その汽車に乗っていきたくなる

*宮沢賢治「銀河鉄道の夜」より

クレジット ORIGINAL

作詞
水野るり子(現代詩)
作曲
SOULBOX
編曲
SOULBOX

作品紹介

この作品は、フレンドで自由詩家の七里さんの企画で
詩人の水野るり子さんのPoem「鳥を捕るひと」のボイスポエムのBGMとして
自身の曲「お知らせメロディー(4)」&「トゥモロー」を使用させていただいた作品です。

今回もこのような素晴らしい企画に参加出来た事を、大変 嬉しく思っています。
スタッフのみなさん、どぅもありがとうございました。(^o^)丿

Produce 七里

Voice 山中真知子
Poem 水野るり子
Sound SOULBOX 「お知らせメロディー(4)」&「トゥモロー」
Produce 七里
Illustration Hayashi Kisara「Twilight」

「鳥を捕るひと」:詩集『ユニコーンの夜に』所収作品

水野るり子
日本現代詩人会会員
詩集に『ユニコーンの夜に』(小野市詩歌文学賞・詩部門)
 『ヘンゼルとグレーテルの島』(第34回H氏賞)
 『はしばみ色の目のいもうと』他多数あり。

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