The BIrds on the Scarecrow
- フォーク
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この曲の歌詞
The birds on the scarecrow
Out of nowhere some strange birds come to the field
On the scarecrow they begin to sing and something’s revealed
If you like music, you will lose your ears
You better stop saying just what they want to hear
If you like pretty things, you will lose your eyes
You better stop pretending to believe their lies
Listen for the voices of the people before your time
Whose lives were so cheap, they were not even worth a dime
Listen for the voices of the people after your time
Do you hear their laughter or do you hear their anguished cries?
If you like football, you will lose your leg
It won’t change a thing no matter who or how you beg
If you like baseball, you will lose your arm
The grenade in your hand will be your bad luck charm
The medal with your name on it will be your only prize
You’ll be remembered a day or two, isn’t it nice?
They may shed a tear or two but it’s only a disguise
They don’t give a damn ‘bout your life, isn’t it a surprise?
Before going any further heed this warning
All the things you have built will come to nothing
If you have someone you love, you better think
The only ship you have is just about to sink
Don’t say “Why me?” without doing anything
In a sinister voice the birds on the scarecrow sing
Don’t say right or left ‘bout what is simply wrong
With no choice these creepy birds just repeat this song
I was running, scared of what those birds have shown
AndI looked back once only to find they'd already gone
かかしの上の鳥
どこからともなく 奇妙な鳥がやって来て
かかしの上で歌い出す 何かが見えてくる
もし音楽が好きなら あんたは耳を失うだろう
やつらが聞きたいことだけしゃべるのは やめることだ
もしきれいなものが好きなら あんたは目を失うだろう
やつらの嘘を信じるふりをするのは やめることだ
あんたの前に生きた者の声に耳をすませ
10円の価値もないほど 命を安売りされた者
あんたの後を生きる者の声に耳をすませ
何が聞こえる? 笑い声か? それともうめき声か?
もしフットボールが好きなら あんたは足を失うだろう
誰に どう 乞うたところで 何も変わりはしない
もし野球が好きなら あんたは腕を失うだろう
手の中の手榴弾は 呪いの護符になるだろう
あんたの名前が載った勲章 それだけがあんたへのご褒美さ
1日、2日は覚えていてもらえる 素敵じゃないか
1粒、2粒やつらは涙を流すだろうが ただの見せかけさ
あんたの命など やつらは知ったことじゃない 驚きじゃないか
これ以上進む前に この警告を聞け
あんたが築いてきたものは みんな無意味になるだろう
大切な人がいるなら ここは考えた方がいい
一つしかないあんたの舟は 今 沈もうとしている
何もしないで「どうして私が?」などとは言わないことだ
不吉な声で かかしの上の鳥は歌う
間違いとわかってることに 右だの左だの言わないことだ
すべもなく 不気味な鳥はただ 繰り返し歌う
俺は逃げた 鳥の歌で見えたものが怖くなった
一度だけ振り返ったが 鳥はもう消えていた
クレジット ORIGINAL
- 作詞
- 齊藤信幸
- 作曲
- 齊藤信幸
- 編曲
- 齊藤信幸
作品紹介
私は歌を作るとき、極力、歌詞に英語を入れないことにしています。
歌詞に唐突に出てくる英語は最早言葉ではなく、Tシャツの文字同様ただの記号でしかない気がすることと、英語を使おうとする裏にあるものが好きになれないからです。
と言っておいて矛盾するようですが、なんとなく思い立って、英語で歌詞を書いてみました。
どうせ英語で書くなら、リズムが活きるよう、韻を踏んだものにしたいと思って書いたのが、この歌詞です。
最近、戦争も辞さないようなことを言う者が増えてきている気がしますが、戦争とはそんなに勇ましいものでしょうか。
第二次大戦での、日本兵士の死因の筆頭は、戦闘によるものではなく、餓死だったはずです。
私は臆病な小心者なので、戦争とは自分が最も大切にしているものを失くすことだと考えるようにしています。
自分や大切な思う人の命はもちろんのこと、何とか生き残った場合でも、運動が好きな人は手足を、音楽が好きな人は耳を、ギターが好きな人は指を失い、元の生活には永遠に戻れなくなる。
私が死んだら、後にどんな世界が残っていようと、それを見る私がいない以上、私にとって世界は終わりです。
生き残ったとしても、大切な人や物が全て失われたのであれば、それはもう私の知る、生きるに値する世界ではありませんから、やはり私にとって世界は終わりに等しい。
だからこそ、そうなる前に必死でくい止めなければならない、私はそんな風に考えるようにしています。
戦いを説く人は、こんな犠牲を払って、何をしようというのでしょう。
戦いを何やら美しいものと勘違いしている人を、私は「平和ボケ」と呼ぶことにしています。
前置きが長くなりましたが、こんな内容の歌詞を書こうと思ったので、最初に浮かんだのは、
If you like music, you will lose your ears
「あなたが音楽を好きならば、あなたは耳を失うだろう」
という一節でした。
この行に韻を踏ませるとなると、次の行は、最後の単語 earsと母音が同じ語、例えば、here, hear, dear等で閉じることになります。
こんな風に、1行書くと、次の行はまず終わりの単語の候補を思いつくまま挙げ、一つを選び、その単語から浮かんでくるイメージをもとに書くというように、歌詞を作っていきました。
これは、自分でも思いがけない歌詞が書けたりして、なかなか楽しい作業でした。
職場のアメリカ人に見てもらったところ、彼は歌詞に関していいとか悪いとかの批評は一切しませんでしたが、一か所だけ、toをaboutにした方がいいところがあると、アドバイスしてくれたので、そこを修正しました。
英語は所詮自分の言葉ではないので、どれほどのものができたかきちんと判断はできないのですが、自分ではなかなか気にいっています。
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