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女工愛詩

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この曲の歌詞

女工愛詩
         作詞 湯浅 由美子


1 よじ登れないぐるりの塀 夜明け前の起床音楽

今も条件反射のビリーボーン   工場に続く 白く長い道

午前5時前の生糸のにおいが こもる工場の静けさ

掃いても掃いても積もるワタぼこり 白い糸のダンスは終わらない

※ 父の地下足袋と同じ匂いのご飯

ネギの青さもなく 油の浮いた赤だし味噌汁

広くて寒くて 冷たい洗濯場  孤独に憧れても

独りになれない 8人部屋の寮生活


2 送られて来る小包より送る 現金書留が多かったけれど

故郷恋しく思う日は 犬山線の電車の音が恨めしかった

踏切のたこ焼き屋さん  門前(もんまえ)の八百屋さん

あの角を曲がれば お婆さんのいる駄菓子屋さん

※※ 提灯(ちょうちん)やぐら   色とりどりの浴衣

流れる生音は ベンチャーズ

休日の青い空の下 女の子だらけの 

オクラホマミキサー マイムマイムマイムベッサンソ


3 春の庭 ツツジが咲き  庭の片隅にはクチナシの白い花

糸くずにまみれたブラウスの ポケットにそっと忍ばせた

教えてくれる人もいないのに 藤圭子の白いギター

真似て買ったギターは 安物だけど私には高かった

☆ しんしんと冷える廊下のきしむ床 明かりの下には教科書とノート

並んだ枕元 流れるラジオは  オールナイトニッポン

畳一枚分と半間(ま)の 押し入れ分の夢の愛おしさ


4 居眠りも許された教室 3年冬までの学園生活

別れを告げた職員室 最後まで優しかった太田先生

★ 故郷を離れ 工場に吸い込まれながら

学び舎の愛おしい友   さよなら ありがとう

喜びも 楽しみも  つらさも 悲しみも  さよなら ありがとう

さよなら みんな ありがとう  さよなら みんな ありがとう

さよなら みんな ありがとう

クレジット ORIGINAL

作詞
湯浅 由美子 補詞:バンカース浜中
作曲
バンカース浜中
編曲

作品紹介

作品番号#275

作詞は高知市在住の妙齢の女性。
市内のライブ喫茶でよく会う方ですが、ふとある日の彼女のFacebookでの投稿詩に衝撃を受け、附曲を願いでました。

タイトルも変え、詩を詞に変え、相当の日数をかけ推敲を重ねて出来たのがこの作品です。

当初7分あったのを歌詞を一部カットしてもそれでも6分の大作です。

お時間のある方は最後まで聞いてみてください。

昭和の懐かし動画も見たい人はこちら・・・・https://youtu.be/MtUmhNlzF3E

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