女工愛詩
- フォーク
- 14 再生
この曲の歌詞
女工愛詩
作詞 湯浅 由美子
1 よじ登れないぐるりの塀 夜明け前の起床音楽
今も条件反射のビリーボーン 工場に続く 白く長い道
午前5時前の生糸のにおいが こもる工場の静けさ
掃いても掃いても積もるワタぼこり 白い糸のダンスは終わらない
※ 父の地下足袋と同じ匂いのご飯
ネギの青さもなく 油の浮いた赤だし味噌汁
広くて寒くて 冷たい洗濯場 孤独に憧れても
独りになれない 8人部屋の寮生活
2 送られて来る小包より送る 現金書留が多かったけれど
故郷恋しく思う日は 犬山線の電車の音が恨めしかった
踏切のたこ焼き屋さん 門前(もんまえ)の八百屋さん
あの角を曲がれば お婆さんのいる駄菓子屋さん
※※ 提灯(ちょうちん)やぐら 色とりどりの浴衣
流れる生音は ベンチャーズ
休日の青い空の下 女の子だらけの
オクラホマミキサー マイムマイムマイムベッサンソ
3 春の庭 ツツジが咲き 庭の片隅にはクチナシの白い花
糸くずにまみれたブラウスの ポケットにそっと忍ばせた
教えてくれる人もいないのに 藤圭子の白いギター
真似て買ったギターは 安物だけど私には高かった
☆ しんしんと冷える廊下のきしむ床 明かりの下には教科書とノート
並んだ枕元 流れるラジオは オールナイトニッポン
畳一枚分と半間(ま)の 押し入れ分の夢の愛おしさ
4 居眠りも許された教室 3年冬までの学園生活
別れを告げた職員室 最後まで優しかった太田先生
★ 故郷を離れ 工場に吸い込まれながら
学び舎の愛おしい友 さよなら ありがとう
喜びも 楽しみも つらさも 悲しみも さよなら ありがとう
さよなら みんな ありがとう さよなら みんな ありがとう
さよなら みんな ありがとう
クレジット ORIGINAL
- 作詞
- 湯浅 由美子 補詞:バンカース浜中
- 作曲
- バンカース浜中
- 編曲
作品紹介
作品番号#275
作詞は高知市在住の妙齢の女性。
市内のライブ喫茶でよく会う方ですが、ふとある日の彼女のFacebookでの投稿詩に衝撃を受け、附曲を願いでました。
タイトルも変え、詩を詞に変え、相当の日数をかけ推敲を重ねて出来たのがこの作品です。
当初7分あったのを歌詞を一部カットしてもそれでも6分の大作です。
お時間のある方は最後まで聞いてみてください。
昭和の懐かし動画も見たい人はこちら・・・・https://youtu.be/MtUmhNlzF3E
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