ランゲルハンス島の午后
- ポップス
- 48 再生
この曲の歌詞
なだらかな丘へと続く 径が
夏の陽射しの中で 揺れている
君はスカートの裾を翻し
唄を口ずさみながら 上っていく
沖を通る貨物船を眺めながら
僕は冷えた缶のビール 飲み干すよ
賑やかな街の日々を 離れて来た
静かな島で過ごす 二人の午后
くちびるつんと尖らせたまま
何か企む 君の瞳は さよなら色
時はまるで海の中に溶けだして
僕をどこか遠い国へと 誘うよ
白い雲の帆船がゆっくりと
西の空の彼方へ 消えてゆく
クレジット ORIGINAL
- 作詞
- 江戸 背寝人
- 作曲
- へっぽこ O
- 編曲
- へっぽこ O
作品紹介
残暑お見舞い申し上げます。去りゆく夏をイメージしてリゾートソングを作ってみました。
「ランゲルハンス島の午後」は村上春樹が「ノルウェイの森」でベストセラー作家になる前の80年代中頃に出版されたエッセイ集で、僕はこの洒落た(ふざけた?)タイトルが好きでした。(売れる前の村上春樹はこういう軽いエッセイが特に面白くて大好きでした。)
歌詞の譜割は松本・大瀧作品を意識しました。出だしの2小節はひらがなで表記すると
なだらかなおかへとつづく
の12音です。これは日本語の意味的には
なだらかな おかへとつづく
の五七調で伝統的な日本語のリズムですが、これを5・7ではなく、6・6に分けてみました。
なだらかなお かへとつづく
という感じです。
松本・大瀧作品にしばしば見られるこの種の「意味と音との分離」が高校生の頃、はっぴいえんどを聴いた時、非常に衝撃的でした。それに対するオマージュです。
曲調はニック・ロウを意識して、ギター1本の弾き語りでライブでも出来るように作ってみました。スライドギターが出てくるのは僕が毎年夏になると聴いているライ・クーダーの影響です。
よろしければお聴きください。
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