振子坂
- フォーク
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この曲の歌詞
振子坂
振子坂ですれちがった 少女はあなたに似ていた
一瞬だけ見つめあった 時間が昔に戻った
ほのかな煙の香 淡い色のカーネーション
そのとき不意にわかった 彼女はあなたの娘だと
あの日約束した場所に あなたは来なかった
はじめに決めた通り 一人この町を離れた
二度と会うこともないまま 別々の時を重ね
あなたが眠る石に 今 手を合わせている
誰かと 家を継いだんだね 苗字がそのままだもの
こちらは仕事に追われるまま 忙しく生きてきたよ
坂道であの娘を見かけたとき 昔 描いた人生を
つい 思い出してしまったよ 答えは出したはずなのに
でも人は いつの日も 揺れながら
時を歩いて行くことしかできない
穏やかな鐘の音に 時間がまた動き出す
もう一度だけ手を合わせ 予定表を確かめる
振子坂ですれちがった 人に見覚えがあった
一瞬だけ見つめあった あの人のような気がする
母の部屋の本棚に 隠すように置いてあった
小さなアルバムの中の 色褪せた写真の人
父がいない理由を 私が尋ねたとき
大切な約束を 昔 守れなくてねって
ぽつりと言ったきり あとは話題を変えたよね
少し引きずる足も 昔の事故だよとしか
坂道ですれちがった人に 思い出すこともなかった
子供の頃のあこがれが つかの間 胸をよぎった
でも どうでもよかったんだよ そんなことなんか全部
ありがとうっていつも思ってた ちゃんと言えなかったけれど
手の中の幸せを抱きしめて
そこから歩いていけばいいんだよね
長い坂道をいっしょに 歩いてくれる人に
出会えたら必ず 最初にここに来ます
どこか懐かしい人と 振子坂ですれちがった
一瞬だけ立ち止まった そしてまた歩き出した
クレジット ORIGINAL
- 作詞
- 齊藤信幸
- 作曲
- 齊藤信幸
- 編曲
- 齊藤信幸
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